市原隼人&内田理央、木村拓哉とドラマ初共演が決定 『風間公親-教場0-』にゲスト出演

俳優の市原隼人、内田理央が、4月10日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の第1話に、ゲスト出演することが20日、分かった。主演の木村拓哉と市原、内田がドラマで共演するのは今回が初となる。

『風間公親-教場0-』に市原隼人、内田理央の出演が決定【写真:(C)フジテレビ】
『風間公親-教場0-』に市原隼人、内田理央の出演が決定【写真:(C)フジテレビ】

木村拓哉主演『風間公親-教場0-』第1話にゲスト出演

 俳優の市原隼人、内田理央が、4月10日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の第1話に、ゲスト出演することが20日、分かった。主演の木村拓哉と市原、内田がドラマで共演するのは今回が初となる。

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 今作は『教場』(2020年)、『教場II』(21年)で木村演じる風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官の風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

 今作で市原が演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐(ますの・しんすけ)。妻を交通事故で亡くしている益野は、小学生の娘と2人で暮らしていた。小さな工場を経営する社長として、仕事熱心な益野には心配事が。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。その原因がわからない益野は、母親が亡くなってしまった精神的なダメージからくるものだと思い、朝起きるとまずは娘の体調を気にするところから1日が始まる。益野の妻が亡くなったのは、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視して猛スピードで走ってきた車にひき逃げされたのが原因だった。ひき逃げ事件の犯人が捕まっていない中、自分の人生を台無しにした犯人のことを益野は恨んでいる。

 市原のフジテレビ系連続ドラマの出演は、『カラマーゾフの兄弟』(2013年)以来10年ぶり。連続ドラマ初主演作となった『WATER BOYS 2』(04年)やTBS系『ROOKIES』(08年)などへの出演で注目を集め、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)では宿老の1人、八田知家役を、映画『ヤクザと家族 The Family』では、不良の青年がヤクザとなり、やがて一般社会で生活する人間の軌跡を演じるなど、巧みな表現力でさまざまな役を演じ分けている。岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』(01年)でのデビュー以降、俳優として20年以上のキャリアがある市原は、フジテレビドラマにも数々出演しているが、意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。また、主演の木村との共演は映画『無限の住人』(17年)以来、ドラマでは初となる。

 一方の内田が演じるのは謎の女性・日中弓(ひなか・ゆみ)。弓はある夜、ホストクラブのオーナーの芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう/久保田悠来)とタクシーに乗り込む。酒で酔っている芦沢の指示の元、タクシーは目的地へと向かうが、移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せる。その画面をみた弓は血相を変える。そんな中、タクシーが急停止。「急に飛び出しきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシー運転手が慌てて車から降りて出ていく。タクシー運転手が車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢が胸にナイフが刺さって死んでいることに気付く。ナイフは芦沢の指紋がついており、芦沢がポケットに忍ばせていたものだった。一緒に乗っていた弓はサングラスにマスクをしており、身元がわかる手がかりを残していない。タクシー運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言する。

 主演を務めたテレビ東京系連続ドラマ『来世ではちゃんとします』(20年)では、性に奔放な性依存系女子を演じ、“赤裸々エロラブコメディー”という作品性が話題になり、続編が制作されるほどの人気に。TBS系連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(23年)ではピンクの髪の歌姫・アリエルを演じるなど、個性的なキャラクターも見事に演じる内田。そんな内田のフジテレビ系連続ドラマへの出演は木曜劇場『レンアイ漫画家』(21年)以来、2年ぶり。月9ドラマへの出演は、自身の月9初出演作となった『海月姫』(18年)以来、5年ぶり。また、主演の木村とは今作が初共演となる。

 以下は市原隼人、内田理央のコメント。

○市原隼人
「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです。そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか? そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか? ひもとかれていく展開をお楽しみください」

○内田理央
「『教場』シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました。撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっているすべての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせていただきました。私は第1話のストーリーが始まってすぐに出てくるミステリアスな女性の役として出演させていただきます。多くは語れないので、ぜひ見ていただけるとうれしいです」

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