実業家でホストのROLANDが16日、都内で行われた「アニメイト池袋本店 オープニングセレモニー」に、声優の関智一とともに出席した。

　今回のリニューアルで同店は、豊島区が掲げる“まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市”の実現に貢献することを目指して、池袋保健所跡地に増築して現在の店舗と一体化し、売り場面積が約2倍になったほか、アニメイト初となる舞台や朗読劇が楽しめるアニメイトシアターが併設、アニメ、マンガ、小説などの作品世界を表現した展示を体感できるスペースが新設されるなど、買い物だけではなく、「見る」「聞く」「味わう」など、五感を使って楽しむことができる世界最大規模の空間となっている。

　アニメ好きとしても知られるROLANDは「何でROLANDという方々も多いかもしれないですけど、実は父がアニメ関係の仕事をしておりまして、生粋のアニメ家系の出身だったりして、アニメと慣れ親しんで生活をしております」と告白し、ホストがアニメ好きという一面にギャップがあるとの声が飛ぶと「よく言われるんですけど、歌舞伎町はすごくタフな世界なので、2次元しか愛せないなって感じです」とにっこり。続けて「仕事の空き時間にアニメを見ているというよりも、アニメを見ている空き時間に働いています。帰ってすぐアニメを見たいですね」とアニメ愛を吐露した。

　また、経営者としての顔も持つROLANDは「最近、若い社員との付き合い方に悩んでいて、そのときに頼りにしたのが自己啓発本でもなければ、マネージメント教本でもなく、『ロウきゅーぶ！』だったんですね」と打ち明けて笑いを誘い、「袴田ひなたちゃんがすごくかわいいんですけど、それは置いておきまして、アニメはときには教本として、ときには友人として、心の支えとして、嫁として存在してくれますが、そんなアニメ業界のトップに君臨するアニメイトさんのイベントに招かれたこと、そしてお祝いできること非常に嬉しく思っています。地球広しといえど、世の中には2種類の場所しかないと思っております。それは『アニメイトかそれ以外か』」とROLAND節で祝福した。

　さらに、プライベートでアニメイトに訪れたことがあることを明かしたROLANDは「オーラの消し方をググってるんですけど出てこなくて、お忍びで来ているんですけど、気づいてくださる方々もいました。ここは聖地なので好きですよ」と笑顔で語った。