片平なぎさ、39作続いた『赤い霊柩車』神田正輝への思い激白「運命の人だと思った瞬間も」

39作目にして最終章を迎える片平なぎさ(63)主演の『放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~』が17日午後8時から放送される。毎回、ヒロイン・石原明子の周辺にいる人物に巻き起こる殺人事件がテーマになっているが、最終回で気になるのは、明子と医師・黒沢春彦(神田正輝=73)の結婚の行方だろう。片平が神田との秘話を語る。

神田正輝との秘話を明かした片平なぎさ【写真:ENCOUNT編集部】
神田正輝との秘話を明かした片平なぎさ【写真:ENCOUNT編集部】

17日放送の最終回で結婚の行方はどうなる

 39作目にして最終章を迎える片平なぎさ(63)主演の『放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~』が17日午後8時から放送される。毎回、ヒロイン・石原明子の周辺にいる人物に巻き起こる殺人事件がテーマになっているが、最終回で気になるのは、明子と医師・黒沢春彦(神田正輝=73)の結婚の行方だろう。片平が神田との秘話を語る。(取材・文=平辻哲也)

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 放送開始30周年記念にして最終作の本作は、京友禅の下絵師の殺害事件と、その秘められた30年越しの想いを描いていく。さらには、明子には、石原葬儀社廃業の危機、婚約者・春彦にも史上最悪の事件がふりかかる。事件解決後には明子と春彦のデートシーンで幕を閉じるが、ファイナルではどんな展開が待っているのか?

「答えは言えませんけど(笑)、私としては、『2人を結婚させたい』に1票を投じました。いろいろとお手紙もいただいて、結婚を望む声も多かったんです。(制作サイドでは)結婚させるべきか、このまま婚約者でいるべきか、意見は別れたんですが、私としてはさすがに結婚させるべきだと思ったんですよね」

 神田は第3作(1994年)から春彦を演じ、片平を支えてきた。

「10年ぐらい前から『私のフィアンセです』という紹介するセリフが恥ずかしくて……。もう若くないし、『どうしても言わなきゃいけませんか』って聞いたぐらいだったんです。そんな時に神田さんが『僕たちはサザエさん一家(永遠不変のキャラ)になろう』と言われて、腑に落ちたというか、吹っ切れたんです。それからは、逆に楽しんで言えるようになりました」と明かす。

 片平にとって、神田は、公私共に相談に乗ってもらう「お兄ちゃん」だという。

「仕事よりプライベートのことの方が多いかなというくらい。『車屋さんを探している』というと、懇意にしている店を紹介してくださるし、『何が食べたい』と言うと、連れて行ってくれる。不思議なのは独身同士で、一緒に仕事しているのに1度も浮いた噂が立たないこと。おかしくないですか(笑)。実は、同じ車に乗っていた時期もあるんです。ロケでも、ご飯食べに行く時も2台連なっていくのに、誰からも写真を撮られなかった」と笑う。

 実は、運命の人は神田さん!?と思った瞬間があったという。

「ある時、バラエティーの海外ロケで、占い師さんに見てもらったんですが、『あなたは、来年結婚します。もう相手は現れています』って。『だとしたら、神田さんしかいないよね』と言いながら、帰りの飛行機に乗り、スポーツ新聞を開いたら、神田さんと他の女の人の熱愛記事が載っていて……。本当に短い夢でした(笑)。そんなことを神田さんに言ったら、笑われてちゃいました。もちろんその記事も事実ではありませんでしたが……」

 果たして、『赤い霊柩車』の明子と春彦はめでたく結ばれるのか。

■片平なぎさ(かたひら・なぎさ)1959年7月12日生まれ。東京都出身。1975年にデビュー。フジテレビの『赤い霊柩車シリーズ』やテレビ朝日の土曜ワイド劇場『ショカツの女シリーズ』など多くの2時間ドラマに出演。映画では『嫌われ松子の一生』、『インシテミル 7日間のデスゲーム』など。カンテレ・フジテレビ系『罠の戦争』に出演中。O型。趣味・特技:あてのない旅。

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