吉永小百合の“プロ意識” 親子演じる大泉洋の写真取り寄せ「私の息子だって思いました」
俳優の吉永小百合、大泉洋が15日、都内で開催された映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)完成報告会見に出席。役作りのために行ったことを話した。
幼少期の写真が映画に使用
俳優の吉永小百合、大泉洋が15日、都内で開催された映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)完成報告会見に出席。役作りのために行ったことを話した。
同映画は、山田洋次監督の90本目となる作品で、いつまでも変わらない「親子」の姿を描いた。大企業の人事部長として気苦労が絶えず、家庭内でもさまざまな問題に頭を悩ませている神崎昭夫(大泉)は、不意に母・福江(吉永)が暮らす東京の下町の実家を訪ねる。久々に会った母には以前の地味さはなく、華やかな出で立ちになり生き生きと活動し、さらには恋愛までしているようだった。
親子を演じる上で、大泉は吉永から「子どもの頃の写真をお貸しいただけないか」と頼まれたと言い、「大変恥ずかしかったんですけど、かき集めてお送りしました」と話した。
この写真について吉永は「大泉さんのお風呂上がりのお写真がとってもかわいくて、すてきでした。全裸ではないけど、ほとんどそうでしたね(笑)。とにかくかわいくて、その時に『私の息子だ』って思いました」とにっこり。
また、大泉は「びっくりしたのは、送った写真が映画で使われていたんですよ。本当の僕の子ども時代の写真が出たら親もびっくりするでしょうね」と言い、笑わせていた。
報告会見には、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、枝元萌、山田洋次監督も出席した。