タレントのマツコ・デラックスが15日、都内で行われた北海道米「史上最高ゆめぴりか」の新CM発表会に出席。昨年10月に50歳となったマツコは「これまで目の前の人をぶった斬ってきたのに、なんでこんなに丸くなったのか」と自虐気味に語った。

　マツコは若かりし自分と比べ、「起きてスッキリしないマツコちゃんになっちゃった。昔のアグレッシブのマツコちゃんではない」としょんぼり。年を重ねて「ぬるくなったわよ」といい、「丸くなって、周りのことを気遣うことが自然とできるようになった」と変化を明かした。

　50代を迎え、体力の衰えも感じるという。「自分の限界、全力疾走できることが限られているってひしひしと感じる」とし、「だからこそ、いま自分にいただいたお仕事を全力でやろうって思える。その日その日を大事に思えるようになった。いまやっておかないと、5年後、10年後いただいたも同じ速度では走れないから」としみじみだった。

　健康のため「今年はなるべく氷水を我慢して白湯を飲むわ」と決意。しかし、「来年白湯飲んでいますか？と聞いてね。絶対飲んでいないと思うけど（笑）」と早くも折れていた。

　2008年に誕生して以来、生産者自らが定めた独自の品質基準を達成できたものだけを出荷してきた「ゆめぴりか」。2022年は「タンパク含有率」が6.8％以下の比率が史上最高を達成できたため、この基準をクリアしたもののみを厳選して5％増量して発売する。

　2014年から北海道米のイメージキャラクターを務めているマツコ。一口試食して、「今年のは総合力がすごい」と絶賛した。新CMは3月18日から全国で放映される。