『映画ドラえもん』2週連続首位 アカデミー作品賞など7冠『エブエブ』は5位キープ

10日から12日の映画動員ランキングが13日に発表され、前週1位で初登場した『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(東宝)が、週末(金・土・日)3日間で動員38万4000人、興収4億6800万円をあげ、2週連続で1位を獲得した。累計成績は、動員102万人、興収12億円を突破している。

『映画ドラえもん』が週末の映画動員ランキングで1位となった(写真はイメージ)【写真:写真AC】
『映画ドラえもん』が週末の映画動員ランキングで1位となった(写真はイメージ)【写真:写真AC】

10日から12日の週末映画動員ランキング

 10日から12日の映画動員ランキングが13日に発表され、前週1位で初登場した『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(東宝)が、週末(金・土・日)3日間で動員38万4000人、興収4億6800万円をあげ、2週連続で1位を獲得した。累計成績は、動員102万人、興収12億円を突破している。

 2位には前週より1ランクアップした『THE FIRST SLAM DUNK』(東映)が続き、週末3日間で前週を上回る動員13万7000人、興収2億円を記録。累計成績は、動員819万人、興収119億円を突破した。

 前週2位でスタートした『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(松竹)は、週末3日間で動員10万3000人、興収1億2200万円をあげ、3位にランクイン。累計成績では動員40万7000人、興収4億9100万円を突破している。

 4位から6位までは前週と順位は変わらないが、5位のダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督による『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ギャガ)が、日本時間13日に発表された「第95回アカデミー賞」で作品賞をはじめ最多となる7冠を獲得したことから、今後の興行にさらなる勢いがつきそうだ。

 また、トップ10圏外となっていた2作品が再びランクインし、『BTS:Yet To Come in Cinemas』(エイベックス・ピクチャーズ)は8位、『RRR』(ツイン)は9位となった、なお、『RRR』は主題歌『Naatu Naatu』が、米アカデミー賞でインド映画初となる歌曲賞を受賞し、こちらもさらなる盛り上がりが期待される。

 新作では、スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をトム・ハンクスの製作・主演でリメイクしたヒューマンドラマ『オットーという男』(ソニー)が10位にランクイン。町内イチの嫌われ者・オットーの孤独な人生が、向かいに越してきた一家によって変わっていく姿を、マーク・フォースター監督が描き出している。トム・ハンクスの妻であるリタ・ウィルソンも製作に名を連ね、息子のトルーマン・ハンクスが若き日のオットー役で映画デビューを果たしている。

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