熱海五郎一座の舞台『幕末ドラゴン～クセ強オンナと時をかけない男たち～』の製作発表記者会見が13日、都内で行われ、座長の三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、ゲスト出演の檀れい、ももいろクローバーZの玉井詩織らが参加した。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　三宅を座長に2006年に旗揚げされた熱海五郎一座の最新作。シリーズ第9弾となる本作は、高齢者ばかりで構成された「劇団シルバーガイズ」の劇団員が、ある日幕末にタイムスリップしてしまい、その時代で歴史を動かす大騒ぎを巻き起こすというストーリー。

　マイクが回ってきた渡辺はワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で活躍中の侍ジャパンについて触れ、「この作品は“侍喜劇”と言っていい」とアピール。続いて、大谷翔平の名前を口にしようとするも「あれ……なんだっけ。オオヒラ……？」と出てこず。まさかの事態に「いま日本で（大谷の名前が）出てこない人いない」「世界からクレームですよ！」と総ツッコミを受けた。

　名前が出てこなかった自分に対して衝撃を受けたのか、あいさつが終わるとイスにぐったりともたれかかった。渡辺の後ろに座っていた深沢邦之は「ショック受けていいですよ、間違えることなかなかない」と厳しくコメントしていた。

　座長の三宅は、マスク緩和に喜びつつも渡辺、ラサール石井、小倉久寛らの顔を見渡して「コロナになると重症化する年齢です。感染対策はビッシビシにやります。そうじゃないと生きていられない人たちですから」と語って笑わせた。

　会見にはそのほか、春風亭昇太、お笑いコンビ・Take2の東貴博と深沢邦之、ゲスト参加の檀、ももいろクローバーZの玉井も登壇した。本作は5月31日から6月25日まで東京・新橋演舞場にて上演される。