WBC中国戦は6000万人超が視聴 実況担当のTBSアナ「人生で一番緊張」、放送後は興奮で眠れず

TBS系で9日に生中継されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンド初戦、日本―中国(午後8時9分~9時59分)が平均世帯視聴率でWBC中継歴代2位の41.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが10日、分かった。個人平均視聴率は27.1%で、TBSは全国視聴人数を6020.9万人と換算した。

TBSの南波雅俊アナウンサー【写真:(C)TBS】
TBSの南波雅俊アナウンサー【写真:(C)TBS】

TBSが発表、実況務めた南波アナ「私にとっても夢のような試合」

 TBS系で9日に生中継されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンド初戦、日本―中国(午後8時9分~9時59分)が平均世帯視聴率でWBC中継歴代2位の41.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが10日、分かった。個人平均視聴率は27.1%で、TBSは全国視聴人数を6020.9万人と換算した。

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 また、瞬間最高視聴率は個人では30.1%で、午後8時44分と8時49分。世帯では8時49分の午後8時49分と発表した。

 同戦の実況は元NHKアナウンサーで、「WBCの中継をしたい」との理由でTBSに転職した南波雅俊アナウンサーが担当。高校時代、国学院大久我山高時代は、早稲田実業高で「佑ちゃんフィーバー」を起こした元日本ハムの斎藤佑樹氏と試合で投げ合っている。その話題性もあって注目された実況だったが、ネット上では「落ち着いていた」「声が胸熱」など、好意的な声が相次いだ。そして、歴史に残る高視聴率をマークした試合を振り返り、TBSを通じてコメントを発表した。

<南波雅俊アナウンサー コメント>
 WBCの開幕戦という舞台。私にとっても夢のような試合でした。日本中が楽しみにしている試合だからこそ、実況が前に出るのではなく、選手たちのプレーを最優先に伝えるということを強く肝に命じて臨みました。

 プロとしてお恥ずかしいですが、正直な気持ちとして、人生で一番緊張しました。オンエアの1分前には、心拍数が一気に上がりました。これまでの放送で経験したことがないくらいのプレッシャーを感じました。覚悟を決めてしゃべり出してからは、あっという間の4時間でした。放送後は、興奮が覚めず、昨夜もほとんど寝られないくらいでした。

 力み倒して、お聞き苦しいところもあったかと思いますが、これを糧に、視聴者の皆さんが楽しみにしている試合を、最大限伝えられるアナウンサーになるべく、日々の取材や実況のトレーニングを積み重ねていく決意です。

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