乃木坂46鈴木絢音「ちょっと人間らしく、弱くなったと思う」 10年の活動で孤独を知る

アイドルグループ・乃木坂46の鈴木絢音が10日、東京・紀伊國屋書店新宿本店で行われた書籍『言葉の海をさまよう』(3月7日発売)の刊行を記念した囲み取材に応じた。報道陣に対し、グループ卒業を間近に控えた今の心境などを吐露した。

イベントに出席した鈴木絢音【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した鈴木絢音【写真:ENCOUNT編集部】

かつては「寂しいと感じない強い人間だった」

 アイドルグループ・乃木坂46の鈴木絢音が10日、東京・紀伊國屋書店新宿本店で行われた書籍『言葉の海をさまよう』(3月7日発売)の刊行を記念した囲み取材に応じた。報道陣に対し、グループ卒業を間近に控えた今の心境などを吐露した。

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 2期生最後のメンバーとして巣立つ鈴木。「本当に楽しい10年だった。私自身、一人でいることが、寂しいと感じない強い人間だったんですけど、乃木坂に入って、たくさんの方の優しさに触れて、『あぁ、一人ってこんなに寂しいんだな』とか『孤独感ってこういうことを言うんだな』と気づけた。ちょっと人間らしく、弱くなったなと思っています。でもそれだけ、たくさんの方から愛をもらった証拠だなと思います」と語った。

 それでも「これからの自分自身のこと、乃木坂がどんな感じで進むのか、未来を楽しみに思うようになりました」と前を見据えた。今後の具体的な活動については「まだ何も決めていないです。ちょっとだけお休みして、そのときに考えようかな」とほほ笑んだ。

 3月28日の卒業セレモニー当日は「本当に乃木坂のことが大好きなので『まだまだこのグループにいたい!』と思っちゃいそうな気がしています」と述べた。

 同作は、小説幻冬で展開されていた鈴木の対談連載「言葉の海をさまよう」を書籍化。グループきっての読書家で、辞書への強い愛を持つ鈴木と、辞書を作る人々との対談集となる。また、1st 写真集『光の角度』の撮影以来約3年ぶりに写真家の新津保建秀が鈴木を撮影。16ページのカラー口絵では、文学少女の休日をテーマに撮りおろし写真を展開する。

 紀伊國屋書店新宿本店では、鈴木による選書フェアも行う。

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