関西ジャニーズJr.でBoys beの池川侑希弥が8日、都内で行われた映画『雑魚どもよ、大志を抱け！』（3月24日公開）の東京プレミア舞台あいさつに、共演の田代輝、白石葵一、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登、メガホンをとった足立紳監督とともに登壇した。

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　地方の町を舞台に、昭和末期の“今”を過ごす個性豊かな小学生男子7人の成長を描き、見る者の心に懐かしさと温かさの余韻をもたらす感動の物語となっている本作。映画初主演を果たした池川は、劇中ではグループのナンバー2的なポジションだが、実は小心で臆病者な高崎瞬役を演じた。

　自身と役柄が似ている点を聞かれると「友だち関係が少し似ているかなと思います。映画の中では（田代演じるリーダー格の）隆造に引っ張ってもらって、（気弱な）トカゲや（東大進学を目指す）正太郎を引っ張ったりして、全員を引っ張ることができないというところが似ているかなと感じます」と自己分析。「その絶妙な立ち位置にいる感じが僕かなと思います」とコメントした。

　また、この日が土産の日であることにちなみ、撮影前合宿時や撮影時の土産話を尋ねられると、池川は「みんななんですけど、クランクアップの日にプレゼントをいただいたんですけど、その中に升が入っていて、監督さんに『大人になったらこれで一緒にお酒を飲もうね』って言ってもらったのがうれしかったです。いま家に飾ってます」と声を弾ませ、「その升に『雑魚どもよ、大志を抱け！』って書いてあって、とてもすごいデザインなので、大事にしていきたいなと思います」と笑顔で語った。

　そして、最後のメッセージを求められた池川は「この映画は僕が初めての主演映画ということで、これから先、いろいろな映画に出たとしても、この映画が初めての主演ということは変わりないので、大事にしていきたい映画です」としみじみと語り、「みなさんぜひ何回でも見に来てください」とお願いした。