未唯mie、記念日ライブでヒット曲を披露 変わらぬ輝き&際立つ艶やかさで観客を魅了

歌手の未唯mieが1日、東京・目黒のBLUES ALLEY JAPANでこの日発売のベスト盤CD『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』の記念ライブを開催した。同日(3月1日)は、「み(3)い(1)」(未唯mie)の語呂合わせで、「未唯mieの日」としてファンと交流する日と決めており、ピンク・レディー解散後、ソロシンガーとしての代表曲を披露。アンコールでは、誕生日(3月9日)をサプライズで祝福された。

バースデーケーキが登場し、バンドメンバーに祝福される未唯mie【写真:川崎洋】
バースデーケーキが登場し、バンドメンバーに祝福される未唯mie【写真:川崎洋】

「み(3)い(1)の日」に都内で記念ライブを開催

 歌手の未唯mieが1日、東京・目黒のBLUES ALLEY JAPANでこの日発売のベスト盤CD『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』の記念ライブを開催した。同日(3月1日)は、「み(3)い(1)」(未唯mie)の語呂合わせで、「未唯mieの日」としてファンと交流する日と決めており、ピンク・レディー解散後、ソロシンガーとしての代表曲を披露。アンコールでは、誕生日(3月9日)をサプライズで祝福された。

 未唯mieは、1981年にソロデビュー。当時のアーティスト名はMIEで、ベスト盤には40年以上の記録が収められている。ファンはこれをいち早く手にするべく、会場内の売り場には開場と同時に列ができた。

 今回のライブは2ステージ制で行われ、ファーストステージは午後6時30分にスタート。会場が暗転すると、観客の大きな拍手とともに黒の衣装で決めた未唯mieが、バンドメンバーと登場した。

 ソロシンガーの第一歩を飾ったファーストシングル『ブラームスはロックがお好き』(81年)や大ヒットナンバー『NEVER』、ファンキーなダンスミュージック『キティ―とダンス!』など披露し、井上のアレンジで今回新しくレコーディングされた『Hallelujah《ハレルヤ》』は平和への強い願いを込めながら歌った。

 未唯mieをガッチリとサポートするのは、鍵盤奏者・井上鑑が率いる豪華8人編成のバンド。井上は福山雅治のバンマスとしても知られているが、未唯mieにとっては古くからの大切な恩師でもある。

「みなさま、こんばんは。本日は未唯mieの日。ようこそお越しくださいました。今回ベスト盤に新収録いたしました曲のプロデュースを担当していただいた(バンマスの)井上鑑さんは、ピンク・レディーの最初のツアーメンバーで、私にとってはお兄ちゃんみたいな存在なんです」

 未唯mieからの言葉に、井上は少し照れ笑いした。

 最後まで伸びやかで力強い歌声で観客を魅了した。デビューした頃と変わらない輝きと年数を重ねた艶やかさを融合。ピンク・レディーとは、違うオーラを放った。

 アンコールの拍手を受け、再びステージに登場。「それではアンコールの曲を……」と話しているところで、井上のピアノが始まり、バンド演奏で『ハッピーバースデートゥーユー』が奏でられた。驚く未唯mieの前には、大きなバースデーケーキが。65歳の誕生日を一足先に祝おうというスタッフからのサプライズで、観客からも大きな拍手が起こった。ここで未唯mieは、同じく3月生まれのバンドメンバーを呼んで一緒にロウソクの火を消した。

 アンコールが終了し、満面の笑みで観客に手を振った未唯mie。前列からは「未唯mieちゃーん!」の掛け声もあがった。『MIE to 未唯mie』記念ライブは、4月30日にもBillboard LIVE 大阪で開催される。

次のページへ (2/2) 【写真】ギターを弾く唯mie…東京で開催されたベスト盤記念ライブの模様
1 2
あなたの“気になる”を教えてください