忍成修吾、ドラマデビュー作で共演・渡辺いっけいの存在に喜び「嬉しくてたまらなかった」
俳優の忍成修吾が6日、新宿ピカデリーにて行われた映画『シャイロックの子供たち』スペシャルウィークイベントに「チーム中間管理職」として渡辺いっけい、本木克英監督と共に登壇。忍成はドラマデビュー作で渡辺と共演したときにとても世話になり大尊敬していた先輩と共演できたことに「嬉しくて嬉しくてたまらなかった」と破顔していた。
1999年の『天国に一番近い男』で共演
俳優の忍成修吾が6日、新宿ピカデリーにて行われた映画『シャイロックの子供たち』スペシャルウィークイベントに「チーム中間管理職」として渡辺いっけい、本木克英監督と共に登壇。忍成はドラマデビュー作で渡辺と共演したときにとても世話になり大尊敬していた先輩と共演できたことに「嬉しくて嬉しくてたまらなかった」と破顔していた。
本作は、人気作家・池井戸潤の同名小説を、主演に阿部サダヲを迎えて映画化。東京第一銀行で起きた現金紛失事件を追う中で、さまざまな人たちの人間模様が描かれる。
忍成と言えば、数々の作品で強烈なキャラを演じ、登場すると“犯人認定”などと言われてしまうほど、個性派として認知度が高い。そんな忍成が本作では、上司からの壮絶なパワハラによって、心を壊してしまった銀行員・遠藤拓治を演じている。
SNSでは「忍成さん演じる遠藤に胸が締めつけられる」という声が聞かれるほど、大きな反響を呼んでいるようで、忍成も「周囲の方々に『遠藤の気持ちが分かるよ』と声を掛けていただきました」と語ると、そこまで感情移入されるキャラクターを作り上げられたのは、忍成演じる遠藤の心の支えとなる上司・鹿島を演じた渡辺が「遠藤の気持ちをつなげてくれる芝居をしてくださったから」と感謝を述べる。
忍成にとって渡辺は、ドラマデビュー作(1999年『天国に一番近い男』)に出演した際に、とても気にかけてくれた先輩だと言うと「その後も共演させていただくたびに尊敬が増していったのですが、今回はしっかりと絡む役柄だったので、嬉しくて嬉しくてたまらなかったです」と語っていた。
「僕自身、好きだと思える作品を皆さんにご覧いただけるのが幸せです」としみじみ語った忍成は「コロナ禍になって、こうやってお客さんの前で舞台挨拶をできたのは今回が初めで。今日の機会を設けてくださってありがとうございます」と頭を下げると、客席からは昨日誕生日だった忍成に「おめでとうございます」という声も上がっていた。