お笑いカルテット・ぼる塾の酒寄希望が2日、都内で行われた著書『酒寄さんのぼる塾生活』（ヨシモトブックス）の出版記念取材会に田辺智加とともに出席した。

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　ぼる塾は、あんり、きりやはるかからなる「しんぼる」と、田辺、酒寄からなる「猫塾」が合体して2019年12月に結成。酒寄が第1子の出産・育休中にぼる塾は大ブレークし、テレビなどに引っ張りだことなった。

　育休中だった酒寄は、陰でぼる塾を支えながらも昨年11月に劇場復帰を果たした。そのステージで酒寄は「自分の力不足を痛感した。3人でテレビに出ていたので実力差は出ていると理解はしていたけど、改めて公演に出たときに、こんなに力の差が開いてしまっていると気付いた」と吐露した。

　そんな酒寄に対し、ほかの3人は「一緒に頑張っていこう」と声をかけたという。酒寄は「そこに救われました。3人の力の差は仕方がないけど、ここからスタートして頑張って3人についていこうと思った」と気を引き締めた。

　育児に励みながらもカルテットをサポートしてきた酒寄は、「ぼる塾」にとって「中心であり支えです」と即答した田辺。「私もあんりもはるちゃんも、何かあったらまず酒寄さんに相談する。酒寄さんが出産する直前まで『これどう思う？』って言っていましたね（笑）」と信頼を寄せている。

　また、酒寄は「息子がこの1年で成長して話せるようになった。ぼる塾のみんなとおしゃべりしている姿を見て、絆を感じている」とほほ笑み。田辺も「息子さんが私のことを“田辺さん”と認識してくれている」とうれしそうに語った。