22歳医大生、5000万円ロールス・ロイス購入へ 20歳でフェラーリ購入、家賃は100万円

昨年、20歳のとき3500万円のフェラーリを自腹購入し、家賃50万円のタワマンに住む経営者として注目を集めた現役医大生・九島遼大氏。現在22歳の九島氏が代表取締役社長を務める株式会社メディアエイドは2月22日、SNSでつながる採用サービス「バズリク」の一般提供の開始を発表した。多くのメディアが取り上げたことでどのような変化があったのか。九島氏に話を聞いた。

九島遼大氏【写真:ENCOUNT編集部】
九島遼大氏【写真:ENCOUNT編集部】

自身のラジオ番組『バズTikナイト』で発信する立場に

 昨年、20歳のとき3500万円のフェラーリを自腹購入し、家賃50万円のタワマンに住む経営者として注目を集めた現役医大生・九島遼大氏。現在22歳の九島氏が代表取締役社長を務める株式会社メディアエイドは2月22日、SNSでつながる採用サービス「バズリク」の一般提供の開始を発表した。多くのメディアが取り上げたことでどのような変化があったのか。九島氏に話を聞いた。(取材・文=石井宗一朗)

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「1年前は社員数10人ほどの会社でしたが、5倍になりました。売上も5倍ほどにまで上がった。仕事場も以前は新宿の自宅マンションだったんですけど、今は渋谷に事務所も構えてますし、新たに六本木の家も増えました。現在は六本木の方が家で、新宿の方が撮影スタジオになっています。六本木の方は引っ越して間もないころ、テレビで“家賃100万円以上の人”として紹介されました(笑)。家賃も50万円から100万円にアップしたことになりますね。ただやっぱり火種はああやって取り上げていただいたことです」

 改めてメディアの影響力の大きさを感じたという九島氏。現在はbayfmのラジオ番組で、自ら発信していく立場になった。番組名は『バズTikナイト』(日曜深夜25時)。レギュラーメンバーとして、九島氏のほか、映画コメンテーターの有村昆、タレントの井口綾子が出演している。

「最新のSNS、バズるものって何といったことを伝える番組です。今年テレビにいっぱい出ていこうと思っていて、しっかりとテレビのプロデューサーさんにも“しゃべることができる”という評価をいただくために枠を買いました。あと地上波なのでいろいろなゲストさんを呼べる。そこに経営者さんとかインフルエンサーさんを呼ぶことで、つながりもできます。月額100万円以上とかなり高かったですが(笑)」

 テレビ出演頻度の増加を狙い、ラジオの枠を購入。すでに出演予定のテレビ番組もいくつかあるという。目的はあくまで「テレビ的な意味で話せるようになること」だが、予期せぬ気づきもあった。

「我々の世代はラジオを聴く文化があまりないと思うんですけど、それでも地上波の影響力は感じます。お呼びできるゲストのすごさもありますし、ビジネス視点で見てもコスパに優れている。ただ最近ではアプリで気軽にラジオを楽しむことができて、動画とか情報量が多くなった今だからこそラジオを楽しむような動きもある。そういうところに気づけたことも収穫でした」

ロールス・ロイスもフェラーリ同様“PR”に活用

 メディア露出が増えた九島氏だが、“はじまり”は20歳でフェラーリを自腹購入したこと。車好きとしての一面も持っており、フェラーリのほか、BMW2台も所有している。約1年前、“将来買いたい車”について話していた九島氏は、早くも実現に向けて動き出していた。

「またやってんなあって話なんですけど……ロールス・ロイスを今夏までに買おうと思っています(笑)。今はいい個体が見つからない状態。見つかればすぐにでも買うつもりです」

 ロールス・ロイスは、英国で誕生した高級車の代名詞とも言える存在。これほど早く購入を決めた理由を、九島氏は笑顔で明かした。

「3月が決算で4月から新しい期が始まるんですけど、車ってめちゃくちゃいい投資になるんですよね。今回買おうとしているのは5000万円ぐらいの車。自分は値段が落ちづらい車に関しての知見があるので、確度の高い投資だと思ってます。あとシンプルにロールス・ロイスとフェラーリどっちも持ってたら若者層に対する採用及びブランディングには半端ないなっと思って。フェラーリを買ったときに行ったSNSでの“PR”を、そのままロールス・ロイスでも実践するつもりです」

 経営者の視点で語った九島氏だが、現役医大生という顔も持つ。すでに実習も始まっており、今後メンズ美容の事業を行う計画もあるといい「学業も継続して頑張っていきたい」と前を向く。

 また、この1年で心境の変化もあった。今回リリースしたサービス「バズリク」は、国内の採用課題を解決に導くべく始めたもの。SNSをバズらせる立場から、社会の課題解決を目指す立場となった。「正直去年の段階ではそれが見えてなかったのですが、今はちゃんと社会に対して向き合っていこうと思っています」。

 経営者と医大生の“2足のわらじ”。若きリーダーが社会にメスを入れていく姿に今後も注目したい。

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