武藤敬司の引退試合、ABEMAが異例の再放送決定 本人の思い受けて…一夜限りの無料配信
「ABEMA(アベマ)」は、5日午後5時より、武藤敬司選手の引退試合『chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』を一夜限りで無料放送することを決定した。
5日午後5時よりABEMAにて無料放送
「ABEMA(アベマ)」は、5日午後5時より、武藤敬司選手の引退試合『chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』を一夜限りで無料放送することを決定した。
2月21日に東京ドームで行われた『武藤敬司引退試合』は、プロレスリング・ノア所属の武藤が、1984年10月のデビュー以降38年4か月にもおよぶ現役生活に幕を下ろした引退大会。ラストマッチの相手は、新日本プロレスの“制御不能なカリスマ”こと内藤哲也が務め、両者のプロレス愛をひしひしと感じる攻防戦が大きな話題となったほか、かつて闘魂三銃士として共にプロレスの一時代を築いた蝶野正洋とのサプライズ引退試合にも注目が集まった。
この大会は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継。過去「ABEMA」にて中継したプロレス興行のPPVにおいて最高数を記録したほか、ツイッターでは、「#MutoFinal」が日本トレンドに加え世界トレンド1位にランクインし、トレンドを常時席捲するなど、“日本プロレス史上最大の夜”として日本中が熱狂した大会となった。
27日をもって本大会のアーカイブ配信期間が終了すると、ファンから配信終了を惜しむ声が続出し、武藤自身も「今日からもう観れねぇのかよ。なんとかなんねぇのかな」とツイート。そうした声を受けて、ABEMAは一夜限りの再放送を緊急決定した。
再放送は全試合無料で放送され、「ABEMAプレミアム」会員なら、1年間本大会を何度でも視聴することができる。
また、6月30日より武藤選手の引退までの道のりを追った「武藤敬司引退記念Blu-ray BOX PRO-WRESTLING “LAST” LOVE HOLD OUT」の発売も決定。ラストマッチを含む、引退に向けた全大会の様子を収録している。