俳優の尾上松也が28日、都内で行われたドラマ『マンダロリアン』新シーズン配信記念イベントに登場した。当日は、同シリーズのシーズン1から主人公・マンダロリアンの声優を務める阪口周平も登壇し、同作をアピールしていた。

『スター・ウォーズ』シリーズをこよなく愛する製作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今 、 続編を作るとしたら」という発想のもとに作り上げた同シリーズは、今作でシーズン3となる。物語は、賞金稼ぎのマンダロリアン（ペドロ・パスカル）とフォースの力を秘めた子ども・グローグーの冒険を描く。

『スター・ウォーズ』ファンを公言する松也。MCから同作の魅力について聞かれると「これは『スター・ウォーズ』ファンあるあるなんですけど、それぞれの愛が深すぎて、あまりポジティブに考えないというのがあるんですよ。新しいのが出ると、それまでの作品を悪くしちゃうんじゃないかという不安を抱えながら見るんです。でも、同作に関しては、ツッコミどころや疑問に思うところが何一つなくて、映画とかサーガとのリンク性というのも完璧でしたね。なおかつ『スター・ウォーズ』を見たこともない人でも純粋に楽しめるというのがすごいところ。ドラマの粋も完全に超えてますね」と絶賛していた。

　また、『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』の朝の稽古を途中で抜けてきたという松也は「最新シーズンのこのイベントにはどうしても出させてくれということで。その熱意を伝えたら許してくださいました。シーズン2が終わったときのラストの感覚が忘れられなかったです。鳥肌が30分間止まらなかったのは僕、初めてです。だから、今日は本当に楽しみにしてきました」と声を弾ませた。

　マンダロリアンとグローグーの絆が物語の軸となっている同作。MCから「プライベートで絆を感じるものはありますか」という質問が上がると松也は「サボテン」をあげ、「僕は一人暮らしなものですから、家族がいないので寂しくて、最近はサボテンと会話をしています。前から欲しいなと思っていたら、知人からちょうだいしまして、お水をあげていたら愛情が湧いてきて、ご飯を食べているとかも話しかけちゃうんです。サイズ感もグローグーみたいでね。マンダロリアンに全てが引っ張られてる感じがありますが･･･」と一気に語り、笑顔を見せていた。

　同作は、Disney+にて3月1日午後5時より配信スタート。