ゆりやんレトリィバァ、皮膚の疾患に苦しんだ過去明かす 笑い交え「何もしなかったら治りました」

お笑いタレントのゆりやんレトリィバァが27日、東京銀座にあるG735 Galleryで行われた「Gallery of Illuminate Tomorrow」オープニングセレモニーに登場した。

オープニングセレモニーに登場したゆりやんレトリィバァ【写真:ENCOUNT編集部】
オープニングセレモニーに登場したゆりやんレトリィバァ【写真:ENCOUNT編集部】

膿疱性乾癬患者に寄り添う

 お笑いタレントのゆりやんレトリィバァが27日、東京銀座にあるG735 Galleryで行われた「Gallery of Illuminate Tomorrow」オープニングセレモニーに登場した。

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 同イベントは、日本ベーリンガーインゲルハイムによる膿疱性乾癬の患者の声が起点となるデジタルアートプロジェクト“Illuminate Tomorrow”の一環。患者の孤独な苦しみに光を当て、「患者さんとその未来をIlluminateしたい」という思いからプロジェクトがスタートした。27、28日に同所にて、同プロジェクトを体験できるランタンアートを展示する。

 膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)は、その難治性や急な治療を要することから、厚生労働省による指定難病にも指定されている皮膚疾患。赤くなった皮膚に無菌性の膿疱がたくさんできるほか、全身症状があらわれることもあるという。2020年度の日本国内の診断患者数は約3700人と推計されており、社会的認知度もまだまだ低い。

 2019年ころに皮膚の疾患を患ったゆりやんは「頭と首がかゆすぎて、真っ赤っかになって皮がめくれて、何をしても治らなかったんですが、何もしなかったらなぜか治りました」と笑いを織り交ぜながらエピソードを明かした。

 今回のイベント前にゆりやんはランタンアートをWEB上で製作。赤の“痛み”のランタンを選び、「一人で悩まないで! 私を含め応援している人たちがたくさんいます!」とメッセージを添えた。ゆりやんは「本当の皆様のお気持ちに最初から最後まで理解できるかはわかりませんが、一人でも多くの方が、病気のことを知るということが 助けになると思うので、その思いを込めました」と語った。

 最後にゆりやんは「昔、フルマラソンの大会に出場させていただいたときに沿道の方の応援が力になりました。人の応援はすごいパワーがあると思います。当事者の方も大変だと思いますが、周りの人が応援していくということをやっていきたいと思います」と語り、「落ち着いていきや~」と自身のギャグも披露していた。

次のページへ (2/2) 【写真】ギャグも披露したゆりやんレトリィバァ
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