日本版『Got Talent』優勝のヴォーカリスト、賞金1000万円の使い道「劇場を作りたい」
ABEMAオーディション番組『Japan’s Got Talent』が25日、都内で行われ、ヴォーカリストのMaria Seiren(マリア・セレン)が優勝した。Maria Seirenは同番組応援アンバサダーのウエスPとゆりやんレトリィバァとともに囲み取材に応じた。
賞金の1000万円はウクライナとトルコへ募金
ABEMAオーディション番組『Japan’s Got Talent』が25日、都内で行われ、ヴォーカリストのMaria Seiren(マリア・セレン)が優勝した。Maria Seirenは同番組応援アンバサダーのウエスPとゆりやんレトリィバァとともに囲み取材に応じた。
当日行われた決勝では、Maria Seirenのほか準決勝進出者38組の中からコマを進めた帝塚山学院ダンス部、アバンギャルディ、AIRFOOTWORKS、熊本エミ、CJDA、544 6th Ave、KiLaの8組が最終パフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
男声と女声を使い分ける両声ヴォーカリストのMaria Seirenは、決勝では平原綾香のデビュー曲『Jupiter』をアレンジしてパフォーマンスを披露。圧倒的な歌唱力で審査員や観客の度肝を抜いた。視聴者投票によって優勝を飾ったMaria Seirenは「投票いただいた皆さん、本当にありがとうございました。ひたすら自分のやることに集中して、他のことは見ずに、この舞台に立ちました。本当に感謝しています」と喜びの声を上げた。
優勝者には、世界へ羽ばたくための準備費用として賞金1000万円が贈られるほか、副賞としてラスベガスで最も歴史のあるショーの1つ「V -The Ultimate Variety Show」への出演権も渡される。
囲み取材で報道陣から賞金の使い道を問われたMaria Seirenは「まず、ウクライナとトルコに募金をしたいと思っています。せっかくいただきましたので、ずっと考えていた世界に出るための資金としても使わせていただければと思います」と回答。さらに「私は日本でモンドパラレッロ歌劇団という歌劇団を持っています。なので日本ではこの劇場を作りたいです。この劇団でおいらんをモチーフにしたオペラも作っています。そういったものを世界に持って行ければなと思っています」と夢を語った。
同番組は、2005年にイギリスでパイロット版としてスタートした「Got Talent」シリーズの日本版。さまざまな才能を持った未来のスターとなりうる原石を日本で発掘する。審査員には、浜田雅功(ダウンタウン)、GACKT、山田孝之、広瀬アリスが参加し、視聴者投票で優勝者を決めた。
▼最終順位
第3位 CJDA
第2位 帝塚山学院ダンス部
第1位 Maria Seiren