お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが24日、東京・SHIBUYA109で行われた「DMM TV オリジナルバラエティー番組『大脱出』の配信記念イベント」に“目隠し”をされたままで登場した。多くの人が行き交う日本のランドマークで放置された。

　同番組はTBS系バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』の総合演出の藤井健太郎氏がプロデュース、バカリズム、小峠英二（バイきんぐ）がメインキャストを務めるバラエティー番組だ。

“目隠し”をされたままSHIBUYA109の前に登場したクロちゃんは「なんなのちゃんと言ってよ！　寒いんだけど！　水曜日でしょ？　ねぇ何？　言ってよ！　立ち止まらないでくださいってどういうこと？」と渋谷で魂のさけび。そして通行人から「クロちゃんさん」と呼びかけられると「アグネス・チャンみたいに言わないで！」といつものギャグで返していた。

　それでもギャルたちが笑い声をあげると、すかさず「女の子いるじゃん！」とまるで獣のような嗅覚で会場をドン引きさせた。

“目隠し”を外すと、「え、何。え、何！　カメラ何これ！」と低い声で反応。しばらくすると「渋谷じゃんか！」と驚いた声を上げていた。

　クロちゃんは2018年、『水曜日のダウンタウン』内の企画で東京の遊園地「としまえん」（20年閉園）で檻の中に放置された経験がある。番組放送後の深夜には、クロちゃんを一目見ようと視聴者が殺到。警察も動き出し、企画は中止となっていた。