コロナ禍、葬儀人数制限に不満の参列者がスタッフへ“八つ当たり” 暴行、唾吐き…英メディア伝える

新型コロナウイルスの影響により、英国では多数人が集まることが制限され、その影響は葬儀にも及んでいる。バーミンガムでは葬儀の参列者を6人に制限。この制限に納得いかない参列者が葬儀スタッフへ「唾を吐きかける」という愚行を働いた。

英バーミンガム市議会が葬儀の参列者を6人に制限(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
英バーミンガム市議会が葬儀の参列者を6人に制限(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

英バーミンガム市議会は葬儀の参列者を6人に制限

 新型コロナウイルスの影響により、英国では多数人が集まることが制限され、その影響は葬儀にも及んでいる。バーミンガムでは葬儀の参列者を6人に制限。この制限に納得いかない参列者が葬儀スタッフへ「唾を吐きかける」という愚行を働いた。

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 葬儀の参列者を10人まで許可する市議会もある中、バーミンガム市議会は6人に制限。これにより葬儀スタッフが「大きなプレッシャーを受けている」と同市議会が語った。英放送局「BBCニュース」電子版が伝えている。

 バーミンガム市議会のポール・ランケスター氏は「大切な人を失った時は感情的になりますが、残念ながら、一部のスタッフが暴言を吐かれるなど、そうしたことが発生しています。彼らは仕事をしているだけであり、方針を決めているわけではないことをご理解いただきたいです」と葬儀スタッフへの“八つ当たり”を控えるよう呼びかけた。

 さらに、「ここ数週間、葬儀スタッフが参加者を6人に制限することについて市議会をサポートしていると非難されたことが何件かありました。それが身体的になることもあります。スタッフは唾を吐きかけられたり、暴行を受けたりしています。こうした件については調査中のため、現時点では詳細を話すことはできません」と参列者による“愚行”の詳細を説明するに留めた。

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