俳優でシンガー・ソングライターの松下洸平が13日、都内で行われた「アサヒ生ビール」（マルエフ）新CM発表会に登場した。当日はともに同CMに出演した俳優の芳根京子も登壇し、撮影時のエピソードなどを明かしていた。

　CM出演について松下は「今回僕はCMの中で、竹内まりやさんの『元気を出して』を口ずさむシーンがありまして、ずっとテレビでマルエフのCMを見ながら家で口ずさんでいたので、まさか自分が出る側になって、この曲を口ずさめるとは夢のような現場でした」と答えると、表情がほころんだ。

　さらにCMを見ての感想については「現場の雰囲気がすごくが柔らかくて、楽しい雰囲気の中。撮影させていただいたので、その雰囲気がそのまま表現されているなと思いました」と感想を述べた。

『元気を出して』にちなんで、MCから「逆に元気をもらったことはありますか」と質問されると「僕は音楽もやらせていただいていて、曲をリリースすることあるんですけど、例えば、SNSとかで僕が作った音楽を小さなお子さんが歌ったり踊ったりしている動画を上げてくださっている方がいらっしゃるんですね。そういうのを見ると、逆に元気をもらいますね。ご夫婦で踊っていらっしゃる動画を見つけたことがあって、こっちが元気をお届けできればと思って作った曲で逆にいただくこともたくさんあったので、そういう瞬間がうれしいですね」と実感を込めながら語っていた。

「アサヒ生ビール」は “まろやかなうまみのある”味わいが特長のビール。1986年に発売し、翌年の「スーパードライ」のヒットの足掛かりとなったが、当時の生産体制を「スーパードライ」に集中するために、1993年に缶と瓶は終売となった。ただ、飲食店からは愛され続け、樽生のみ継続して販売。パッケージを大きく変えて2021年9月から全国で再発売した。

　新CMは2月13日から全国放映される。