なだぎ武、音声アプリ「クラブハウス」発の短編映画に出演「苦しい気持ちでいる人たちの救いに」

お笑い芸人のなだぎ武が11日、都内で行われた映画『手のひらのパズル』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

『手のひらのパズル』公開初日舞台あいさつに登壇した【写真:ENCOUNT編集部】
『手のひらのパズル』公開初日舞台あいさつに登壇した【写真:ENCOUNT編集部】

LGBTQ当事者の悩みから生まれた短編映画

 お笑い芸人のなだぎ武が11日、都内で行われた映画『手のひらのパズル』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

 同作は、音声アプリ「クラブハウス」での会話をきっかけに、結婚の平等をテーマに俳優・黒川鮎美が中心となって製作された映画で、11日から公開されている。この日は長内映里香、なだぎ武、黒川鮎美監督が登壇し、舞台あいさつを行った。

 音声アプリ「クラブハウス」での交流を通して、LGBTQの当事者の悩みに向き合ううちに映画の製作を決意したという黒川監督。その熱意に出演を快諾したなだぎは「監督がいろんな思いを持って撮った作品。全国を回った方がいいんじゃないかと思う」と作品の全国公開を提案し、「作品を見て(LGBTQの人々の思いを)知る人もいると思うし、苦しい気持ちでいる人たちの救いにもなる。この作品を見て考えてもらえれば」と話した。

 黒川監督はなだぎの言葉を受け、「26分の(短編映画の)中では描き切れなかったものもあるので、次は長編にチャレンジしたい」と前向き。なだぎは「お金持ちの知り合いがいたらスポンサーになっていただいて」と呼びかけていた。

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