【星降る夜に】一星の同僚・春の過去が明らかに 視聴者戸惑い「闇深すぎる…」

俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(火曜午後9時)の第4話が、7日に放送された。

千葉雄大【写真:ENCOUNT編集部】
千葉雄大【写真:ENCOUNT編集部】

うたが倒れるラストシーン 次回予告では春がパニックに

 俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(火曜午後9時)の第4話が、7日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、脚本家・大石静が描くオリジナル作品。心がすり減り熱意を失った35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、自由奔放に人生を謳歌(おうか)して生きる25歳の遺品整理士で、生まれつき耳が聞こえない柊一星(北村)。「命のはじまり」と「命の終わり」をつかさどる2人が出会い、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいくピュア・ラブストーリー。

 第4話では、遺品整理会社「ポラリス」で一星と共に働く友人・佐藤春(千葉雄大)の隠された闇が明らかになった。

 鈴が勤めるマロニエ産婦人科医院に一人の女性が訪れた。新人医師の佐々木深夜(ディーン・フジオカ)から妊娠を告げられた女性の表情は曇っており、喜ぶ様子が見られない。

 ある日、鈴とポラリスの社長・北斗千明(水野美紀)は、手話の勉強会終わりで飲み会をすることに。ポラリスに残っていた一星と春、千明の娘の桜(吉柳咲良)も参加し、春は妻を呼ぶことにした。

 ポラリスにやって来た春の妻・うた(若月佑美)は、大手食品メーカーの商品開発部で活躍するキャリアウーマンだった。鈴がよく食べているインスタント麺を企画したのもうただった。飲み会が始まるが、うたはお酒を飲まない。浮かない表情を浮かべる妻の姿に、春は異変を感じる。そして鈴は、うたが深夜に診察された妊婦であることに気づいた。

 飲み会の帰り道、春はうたに、「俺に言うことない?」と尋ねる。うたが妊娠を伝えると、春は戸惑いの表情を見せた。うたが「うれしくない?」と聞くと、「それは……まだよく分からない……」と喜ばない春。「責任があるってことは分かってるから……」と焦る春にうたは、「妊娠を知ってうれしかったけど、それよりも前に春の気持ちが一番大事」と春を気遣った。

 ある日、深夜のもとを春が訪れ、中絶可能な時期を訪ねた。春は「自分は……子どもが欲しいと思っていなくて……」「私がおかしいんでしょうか……」と涙目でつぶやき、自身の過去を語り始めた。

 うたと同じ食品メーカーで同期として働いていた春は、激務ながらも仕事は楽しく、すぐに結婚した。しかし結婚後、仕事で成果を出し忙しくなっていくうたと比べ、春はミスを犯し上司から叱責されるように。激務により夫婦で会話や食事をする時間もなくなり、そのうち春は出社できなくなってしまった。

 退職してもスマホの着信音やパソコンに怯え、外にも出られなくなった春。しかしうたは春を責めなかった。春は手を震わせて涙を流し、「それが逆に申しわけなくて、生きているのも申し訳ない感じになってきて」と語る。今はようやく新しい会社で働けるようになり、うたとも会話ができるようになったという春。「まだ……そこなんです。とても人の親になんかなれないっていうか……自信が……」と不安を吐露した。

 このシーンに視聴者からは、「春……闇深すぎる……」「春は新しい職場で一生懸命生きてたんだね」「春の抱えてる心の傷。奥さんはそれも分かって全部を受け入れて、何も言わずに傍にいる優しさが伝わって泣けた」といった声が。また「春の抱える気持ち、少し共感出来た。自分が生きるのに精一杯だよね……」「うたちゃんと春くんがそれを素直に喜べない理由に説得力があった」と、寄り添う声も見られた。

 ラストシーンでは、仕事から帰宅したうたが倒れてしまい、次回予告では春がパニックになっている場面が。視聴者からは「うたちゃん大丈夫か!」「うたも子どもも、無事でいてほしい」と心配する声も上がっている。

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