世界的ファッション・デザイナー、ジャンポール・ゴルチエの半生を描いたランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』の日本公演発表会見が7日に行われ、スペシャルサポーターに就任したタレントの篠原ともえが登壇した。

「ファッション・フリーク・ショー」は世界的ファッション・デザイナー、ジャンポール・ゴルチエが自ら手がけるランウェイミュージカル。2022年7月のロンドン公演からスタートし、フランスで25万人を動員。今後はヨーロッパ、アジア、オセアニア、北米など世界約15ヶ国で上演を予定しており、アジア初として日本公演を東京・大阪の2都市で公演を行う。

　同ミュージカルのスペシャルサポーターに篠原、ピコ太郎、森泉が就任。篠原はゴルチエからインスピレーションを受け自身でデザインしたドレスを着用して登場。10メートル以上の布を使用し、手縫いで仕上げたという約10キロのスカートを身にまとった篠原は、「自分がデザイナーとして舞台の衣装を作るとしたらどんなイメージかなと思って、インスピレーションを得て自作してみました」とほほ笑んだ。

　篠原がデザインを手がけた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ（THE LEATHER SCRAP KIMONO）”が、昨年5月に世界的な広告賞のADC賞を受賞。デザイナーとしても活躍の幅を広げている篠原は「今はデザインを生業（なりわい）とさせていただいていて、デザイン会社を作ってチームでモノづくりをしているので、いつか自分の衣装やデザインしたものを世界に発信することが今の目標です」と語り、「ゴルチエのように世界で活躍するようなデザイナーになれたら」と目を輝かせていた。