『鬼滅』世界巡る花江夏樹らに日本待機の下野紘が猛烈嫉妬「行きたかったな!」

声優の花江夏樹が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。今作をPRするために海外行脚することを明かし、日本に待機する下野紘が悔しがる一幕を見せた。

舞台あいさつに登場した(左から)下野紘、鬼頭明里、花江夏樹、松岡禎丞【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した(左から)下野紘、鬼頭明里、花江夏樹、松岡禎丞【写真:ENCOUNT編集部】

米ロサンゼルス・仏パリ・独ベルリン・メキシコシティ・ソウル・台北と世界各地で舞台あいさつ

 声優の花江夏樹が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。今作をPRするために海外行脚することを明かし、日本に待機する下野紘が悔しがる一幕を見せた。

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 今回のワールドツアー上映は「遊郭編」から「刀鍛冶の里編」へとつながる同アニメシリーズの新たな挑戦として開催され、80以上の国と地域にて順次実施される。2月4日の東京を皮切りに米ロサンゼルス・仏パリ・独ベルリン・メキシコシティ・ソウル・台北と世界各地を巡る舞台あいさつおよびライブビューイングも予定。全米では3月より1700館以上にて公開される。

 我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)役の下野は「ワールドツアーが始まったということで、まぁ~、そのぉ……個人的には、他にもいろんな国に本当に行きたかったな! もう(日本国内で活動する)スケジュールが完全に出ちゃってるから、もう僕が行けないことは確定しているんですけどね」と恨み節。

 次いで竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役の鬼頭明里が「ワールドツアーで私たちもいろんなところを回らせていただきますので……」とあいさつ。横にいた下野を「(マイクを使わず)小さい声で『いいな……』って言わないでください(笑)」とたしなめた。

 主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の花江は、艶のある声で「下野さんにはね、世界の中の日本を担当していただいて、僕はこれからロサンゼルスと、メキシコと、台湾に……」とスラスラ話すと会場から笑いが起きた。たまらず下野は「なんでオレのほう見ながら言うんだよ……!」と猛クレームを入れた。

 花江は「日本が大事ですから!」と強調。それでも下野が「もう日本来てるじゃ~ん!」とふてくされると、花江は「もう、うるさいっ!」と一喝。下野ら共演陣を笑わせた。

 今回の舞台あいさつには、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の松岡禎丞も出席した。

 同作は、累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズ。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始。その後、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開し、国内歴代興行収入が歴代1位となる400億円を記録した。21年から22年にかけて『テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。23年4月より、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)が放送される。

『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、炭治郎、音柱・宇髄天元(小西克幸)たちと上弦の陸(ろく)・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)との激闘を描いた「遊郭編」第十話、第十一話の劇場初上映と共に、その後の新たな任務地での霞柱・時透無一郎(河西健吾)と恋柱・甘露寺蜜璃(花澤香菜)との出会いや無限城に集められた上弦の鬼の姿を描いた「刀鍛冶の里編」第一話を初公開する。

 2月3日には、上弦の壱(いち)・黒死牟(こくしぼう)を置鮎龍太郎が、上弦の弐(に)・童磨(どうま)を宮野真守が、上弦の肆(し)・半天狗(はんてんぐ)を古川登志夫が、上弦の伍(ご)・玉壺(ぎょっこ)を鳥海浩輔が演じることが新たに発表されている。

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