下野紘、“童磨”宮野真守に親近感 松岡禎丞は感服「納得したくないけど納得させられる」

声優の下野紘が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。声優の宮野真守が演じる上弦の弐(に)・童磨(どうま)などについて語った。

舞台あいさつに登場した下野紘【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した下野紘【写真:ENCOUNT編集部】

上弦の鬼・童磨に親近感「善逸に通ずる何かがある」

 声優の下野紘が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。声優の宮野真守が演じる上弦の弐(に)・童磨(どうま)などについて語った。

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 今回の舞台あいさつに先がけて、2月3日には上弦の壱(いち)・黒死牟(こくしぼう)を置鮎龍太郎が、上弦の弐(に)・童磨(どうま)を宮野真守が、上弦の肆(し)・半天狗(はんてんぐ)を古川登志夫が、上弦の伍(ご)・玉壺(ぎょっこ)を鳥海浩輔が演じることが新たに発表されている。

 人気キャラクターの一人である我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)を演じる下野紘は「童磨ってけっこう、他の上弦の鬼から、ある意味嫌われている(笑)」とストレートに表現。「嫌われているというか、無視されている? この感じが、自分で言うのもちょっと心苦しいんですけど、善逸に相通ずる何かがある。アニメーションになったら余計にねえ、なんだろう? 親近感がちょっと急に湧きましたね」と述べた。

 嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の松岡禎丞は「上弦の方々は、正直な話、仲が悪いというか、殺伐としている。その中でなぜか童磨が、場を盛り上げる役割になっている。それを、どう見たらいいのか分からなかった」と言い、さらに「面白いんですよ、やっぱり。宮野さんのお芝居でもあるんで。とにかく納得させられる。納得したくないけど納得させられるものがある。複雑な気持ちで見ていました」と宮野の演技に感服した。

 今回の舞台あいさつには主人公・竈門炭治郎役(かまど・たんじろう)役の花江夏樹、竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役の鬼頭明里も出席した。

 同作は、累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズ。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始。その後、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開し、国内歴代興行収入が歴代1位となる400億円を記録した。21年から22年にかけて『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。23年4月より、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)が放送される。

 今回の『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』では、炭治郎、音柱・宇髄天元(小西克幸)たちと上弦の陸(ろく)・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)との激闘を描いた「遊郭編」第十話、第十一話の劇場初上映と共に、その後の新たな任務地での霞柱・時透無一郎(河西健吾)と恋柱・甘露寺蜜璃(花澤香菜)との出会いや無限城に集められた上弦の鬼の姿を描いた「刀鍛冶の里編」第一話を初公開する。

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