『カムカム』2代目ヒロイン演じた深津絵里、「18歳」演じる決め手はプロデューサーからの手紙
俳優の深津絵里が2日、都内で行われたエランドール賞の授賞式に出席した。21年後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で2代目ヒロイン・るいを演じた深津はプレゼンターとして登壇。「毎朝15分、この作品を楽しみに、番組の最後までたくさん心を寄せてくださり、愛してくださってありがとうございました」と視聴者に感謝した。
エランドール賞の授賞式にプレゼンターとして登壇
俳優の深津絵里が2日、都内で行われたエランドール賞の授賞式に出席した。21年後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で2代目ヒロイン・るいを演じた深津はプレゼンターとして登壇。「毎朝15分、この作品を楽しみに、番組の最後までたくさん心を寄せてくださり、愛してくださってありがとうございました」と視聴者に感謝した。
エランドール賞は一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会が主催する賞で、12月1日から翌年11月30日が審査対象期間。テレビドラマ部門でプロデューサー賞を受賞した連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、その受賞理由を「ラジオ英語講座をモチーフに、大正、昭和、平成、令和の四時代にわたる百年間のファミリードラマでした。3人のリレー形式のヒロインを通して、日本の近・現代を描いた作品で、視聴者の心を捉えました。その企画・制作力を高く評価します」とされた。
プレゼンターとして登壇した深津は、プロデューサーの堀之内礼二郎氏に花束を手渡し。「3人のヒロインの中で、私がちょっとだけ早く生まれたということで、代表してプレゼンターを務めさせていただきました」と笑顔であいさつし、「上白石(萌音)さんも、川栄(李奈)さんも、それからどんなときも献身的に支えてくれたスタッフも、そしてたくさんの情熱を注いで共に戦ったキャストの皆さんも、きっとこの受賞を喜んでくれていると思います」と声を弾ませた。
深津はるいが18歳という時代から熱演。オファーを快諾した理由を、堀之内氏から直筆の手紙を受け取ったことがきっかけだったと明かし「書かれていた文字の形や言葉の選び方に心が動かされて。48歳のヒロインが18歳を演じるというとんでもない設定に飛び込んでみようと思いました」とにっこり。「これからも堀之内さんらしく、真っすぐで気品があって、ユーモアがあって、多くの方に愛される作品を作り続けてください」とエールを送っていた。