元メジャーリーガーでニューヨーク・ヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜さんが31日、都内で行われた「テンピュール 新製品・新CM発表会」にニューヨークからリモートで参加。3月上旬から行われるWBCについて、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆の名前を挙げ、「見どころが満載」と期待を寄せた。

　テンピュールは「未来の睡眠」をテーマに掲げ、マットレスや電動リクライニングベッド等の新製品を発売する。同ブランドのアンバサダーを務める松井さんは、同製品を20年近く愛用しており、「枕からスタートしたんですけど、頭全体を包み込む心地よさに最初の瞬間から虜になりました。テンピュールなしの睡眠は考えられない」と製品の魅力について語った。

　3月上旬から第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が開催されるが、日本代表に選出されたメンバーはすでにチェック済だという松井さん。「メジャーリーグで活躍する大谷（翔平）選手やダルビッシュ（有）選手も参加しますし、日本の野球ファンの方々も楽しみにしていると思います」とし、「昨年の三冠王の村上選手も出場するので、見どころ満載。すばらしい選手が集まっているので、日本人の野球ファンの1人として楽しみたい」と自身の現役時代と同じ「55番」を背負う“村神様”の名前を挙げ、期待を寄せた。

　トークでは「アメリカ代表に勝つには？」が話題に。松井さんは「どうなんですかね。アメリカも素晴らしい選手がたくさん出場すると思うので」と素直な感想を口にし、「トーナメントになると1試合での勝負。いかに点をあげないかがキーになってくるんじゃないかなと思います」と守り勝つ野球を提唱していた。