俳優の浜辺美波が28日、都内で行われた映画『金の国 水の国』（27日公開）の公開記念舞台あいさつに、賀来賢人、渡邉こと乃監督と共に出席。「本物の夫婦で居続けるために大切なこと」をテーマにトークを繰り広げた。

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「金の国」のおっとり王女サーラ（浜辺）と「水の国」の建築士ナランバヤル（賀来）は、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。100年の間断絶している2国を舞台に、真実を言い出せない不器用な2人の“やさしい嘘”が、国の未来も変える壮大な展開につながっていく。

　同作品の内容にちなみ、本物の夫婦で居続けるために大切なことを聞かれた浜辺は「なったこともないのに……難しい！」と困惑。すると、先に答えた賀来の「心の会話が大切」に対し「心の会話は育んだことがなかったので、興味深いですね」と口にした。

　賀来から、自身の両親の関係性を問われれると「うちは、両親と子どもの間にある程度の距離感があるタイプだったので、あっちはあっちで2人の時間がちゃんとあって、家族は家族の時間。だから、2人だけの関係の距離感を知らないかも。心の会話をしているのを目の当たりにしたことがないです」と話した。

　また、共演した声優・木村昴、沢城みゆき、神谷浩史からボイスメッセージが。これを聞いた浜辺は「ボイスメッセージの完成度がすごいです。すごい言葉が織り込まれているなと思って、短いボイスメッセージの中で学びを感じました」と感動していた。