【100万回】直木の壮絶な過去にネットショック「えぐいな、直木」「虐げられたんだ…」

女優の井上真央が主演を務め、俳優の佐藤健、松山ケンイチが共演するTBS『100万回 言えばよかった』(金曜、午後10時)の第3話が、27日に放送された。今回は直木の過去が明らかになり、その壮絶さにSNS上ではショックを受ける声が見られた。

第3話で佐藤健演じる鳥野直木の過去が明らかに【写真:(C)TBS】
第3話で佐藤健演じる鳥野直木の過去が明らかに【写真:(C)TBS】

直木の母親に「死ぬほど怖くて震え上がったんだが…」

 女優の井上真央が主演を務め、俳優の佐藤健、松山ケンイチが共演するTBS『100万回 言えばよかった』(金曜、午後10時)の第3話が、27日に放送された。今回は直木の過去が明らかになり、その壮絶さにSNS上ではショックを受ける声が見られた。

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 同作は、脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ。運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上真央)と、悠依にプロポーズする直前に不可解な事件に巻き込まれ幽霊となってしまった鳥野直木(佐藤健)。直木の存在を唯一認識できる刑事の魚住譲(松山ケンイチ)。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながら奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。

(※以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 譲は悠依に、直木が殺人事件に関与している可能性があると説明する。また悠依たちは、悠依と直木が里親で生活していた時期に共に暮らしていた尾崎莉桜が、事件に関わっているかもしれないと考えた。悠依は直木が人を傷つけるような人ではないと訴え、真相を突き止めたいと願った。

 捜査が進む中、譲は先輩刑事・田島宏一(少路勇介)と共に直木の父親(相島一之)の元を訪ねた。大企業の応接室で対応した父親は、直木が幼い頃から関係が悪かったと振り返る。もう20年会っていないといい、実の息子が行方不明で殺人事件に関わっているかもしれないと聞いても、「本音を言います。直木と離れられて私はホッとした。今後もお互い関わらずに済むならそうしたい。行方不明と聞いてもそれならそれでと思ってしまう」と胸の内を明かした。

 後日、直木の母親から警察に連絡が入る。母親は悠依に会いたいという。直木の家族や過去について何も知らない悠依は、母親に会う決意をする。悠依の前に現れた母親は、「直木の居場所が知りたい。どうしても」と語る。しかしその理由は、悠依には受け入れがたいものだった。

 母親は、直木に8歳下の弟がいることを告げる。弟の拓海は3歳の頃に血液の病気になり、骨髄移植が必要だった。弟の看病で家庭が疲弊する中、移植の適合率が最も高い直木がドナーとなる。拓海の治療のために直木を頼る母。直木の体の負担を心配する父。夫婦は移植をめぐりけんかが増えてしまっていた。直木は母親をかばい、父親に「あんたが何最初にくじけてんだよ。結局一番弱ぇじゃん。拓海を見殺しにして楽になりたいならそう言えよ」と反抗する。すると父親は直木に暴力をふるうようになった。

 13歳までに2度、弟のために移植の手術を受けた直木。しかし暴行を受け家庭が荒れる日々に耐えられなくなり、自ら児童相談所に相談する決心をする。しかし、里親のもとで暮らしたいと頼む直木に母親は、「あなたにはいてもらわないと困る」と答えるのだった。

 里親で暮らし始めた直木は、それでも母親に居場所を教えていた。17歳になった弟が再発した際も、母親は直木に連絡をとっていた。悠依は「その時だけ、直木さんに連絡したんですか」と投げかける。「直木はもう、亡くなっているかもしれません」と告げると、母親は「拓海がまた再発したらどうしよう」と本音をもらすのだった。

 直木の壮絶な過去にSNS上では、「ひどい親」「直木の両親がクソすぎて胸糞」「母の方が最低だった……」「道具じゃないんだから」と怒りの声が。また「『あなたにはいてもらわないと困る』のシーン、死ぬほど怖くて震え上がったんだが……」「いろいろと虐げられたんだ……」「えぐいな、直木。自ら児相に行くことを望んだんだね」とショックを受ける声も見られた。

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