槙野智章、今後はメディア活動でJリーグを盛り上げ「地方から底上げをしていって」

元サッカー日本代表の槙野智章が25日、都内で行われたサッカー「Jリーグ30周年オープニングイベント」に登場した。当日は、サッカー解説者の松木安太郎やタレントの観月ありさ、JリーグOBの中村憲剛、内田篤人らも登壇し、Jリーグの未来について語り合った。

イベントに登場した槙野智章【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した槙野智章【写真:ENCOUNT編集部】

今後はメディア活動へ意気込み

 元サッカー日本代表の槙野智章が25日、都内で行われたサッカー「Jリーグ30周年オープニングイベント」に登場した。当日は、サッカー解説者の松木安太郎やタレントの観月ありさ、JリーグOBの中村憲剛、内田篤人らも登壇し、Jリーグの未来について語り合った。

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 昨年限りで現役引退をした槙野は「プロ生活は17年携わらせていただきました。今後は違う形ですが、サッカー界、Jリーグを盛り上げられるように頑張りたいと思います」とあいさつ。また、「浦和レッズ時代にたくさんのメディア活動をしていましたが、元々、僕の原点はサンフレッチェ広島時代にあります。サッカー選手がローカル番組や情報番組などに出て、サッカーを知らない人に向けて発信することによってサッカーの層を上げていくということをしなくてはならないのかなと思っています。皆さんの発信と選手の意識、地方から底上げをしていってほしいなと思います」と提言した。

 野々村芳和チェアマンが「ビッグプレーヤーという意味で、槙野さんはイニエスタ選手と同じチームでしたが、彼がいることでどんな効果があったか聞かせてもらいたい」と聞くと、槙野は「イニエスタ選手もそうですし、ワールドカップで得点王になったり活躍した選手がJリーグにいたということも考えれば、日頃の練習の強度が上がります。チーム全体のメディカルや広報や強化などいろんなところにいいプレッシャーが与えられていると思います」と答えた。

 現在B級コーチライセンスを取得した槙野は「サッカーの軸もありながら、サッカーを知らない方たちにサッカーに興味を持ってもらえるような角度から伝えていけるようにしていきたいと思っています」と話すと、野々村チェアマンは「頑張れ」とボソリ、エールを送っていた。

 2023年シーズンで30周年を迎えるJリーグでは、ファン・サポーター、ステークホルダーに理念や将来のビジョンを共有し、30年間の価値や存在感を示しながらも、未来に向けてこれまで以上に持続可能なJリーグの発展・成長へつなげていくために、「Jリーグ30周年プロジェクト」と題し、30周年記念マッチや新たなサッカー番組の放送などいくつかの取り組みを行っていくという。

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