松下奈緒、エゴン・シーレは「クセになる絵が多い」 お気に入りの作品も紹介

俳優の松下奈緒が25日、東京都美術館で行われた「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」(1月26日~4月9日)内覧会ゲストミニトークショーに出席した。

イベントに登場した松下奈緒【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した松下奈緒【写真:ENCOUNT編集部】

30年ぶりに作品50点が集結

 俳優の松下奈緒が25日、東京都美術館で行われた「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」(1月26日~4月9日)内覧会ゲストミニトークショーに出席した。

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 28歳で亡くなったオーストリア人画家エゴン・シーレに迫る展覧会で、30年ぶりに作品50点が集結する。一足早く会場を巡った松下は「見終わって今、どっと疲れがきます。あれだけ絵の力がある。至近距離で見て、生きているパワーを吸い取られたかのよう」と感想を伝えた。

 2017年にエゴン・シーレの作品を多く所蔵するレオポルド美術館を訪れ、初めて同画家の作品に触れたという。「一体何を訴えているんだろう、と。一度見ただけでは理解するのが難しい」といい、「エゴン・シーレは一筋縄でいかなかった人だと思う。絵を見てもそんな簡単に見せないぞと訴えられているようで。それがもう一度見たくなる。クセになる絵が多いので、彼自身もそうだったのかな」と魅力を分析した。

 お気に入りは、展覧会のポスターにも使われている「ほおずきの実のある自画像」で、「色味や目線が好き」とコメント。展示会にはシーレのほか、クリムト、ココシュカ、ゲルストルといった同時代作家たちの作品も飾られる。「絵画ファンも、シーレを知らない人も、見たら何か感じられる展示会になっている。ぜひ遊びに来てほしい」とアピールした。

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