にしおかすみこ、SM女王様ネタ「需要がない」と苦笑い 現在は執筆活動が中心

お笑いタレントのにしおかすみこが21日、都内で著書『ポンコツ一家』(講談社)の刊行記念会見に出席した。

『ポンコツ一家』刊行記念会見に出席したにしおかすみこ【写真:ENCOUNT編集部】
『ポンコツ一家』刊行記念会見に出席したにしおかすみこ【写真:ENCOUNT編集部】

著書『ポンコツ一家』刊行記念会見に出席

 お笑いタレントのにしおかすみこが21日、都内で著書『ポンコツ一家』(講談社)の刊行記念会見に出席した。

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『エンタの神様』で、SMの女王様キャラでブレークしたにしおか。この日は使い慣れたムチを持ち、「『ポンコツ一家』という本を書いて浮かれている、2007年くらいに流行った一発屋はどこのどいつだ~い?」「私だよ!」と自虐ネタを披露し、報道陣を笑わせた。

 一世を風靡したSM女王のネタだが、現在は「需要がないです」。「事務所(ワタナベエンターテインメント)が大きいのでタレントさんのバーターでイベントに行くのですが、キョトンとされる(笑)。若い方はこのネタを知らない。ムチを持っていくとザワザワした感じになる。ネタはたまーにやっています」と苦笑し、この日使用したムチは「引っ張り出してきました! ボンテージ衣装も持っていますよ」と明かした。

 コロナ禍で仕事が激減し、実家に戻ったことをきっかけに、認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父と暮らすようになり、その様子を赤裸々につづった記事をウェブで連載。大反響となり、これまでの記事をまとめた書籍『ポンコツ一家』を出版した。

 現在の仕事は執筆が中心。「書くことが好きなんです。いまは家族のことを書いていますが、ほかの題材を書いてお仕事が広がってほしいと思っています」と作家業に意欲をみせた。

 本の上梓に際し、ピン芸人の波田陽区から連絡がきたという。「どんな連絡だったのか?」と聞かれると、「めちゃくちゃうれしかったけど忘れました、ごめんなさい(笑)。たぶん褒めてくれていた、と思う……」と申し訳なさそうに話していた。

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