宮沢氷魚、日本のジェームズ・ディーンに? 初写真集のお気に入りカットで“奇跡の一枚”

俳優でモデルの宮沢氷魚が21日、都内でファースト写真集『Next Journey』(1月20日発売)の発売記念イベント開催した。大勢集まった報道陣に対して、本作への浅からぬ思いを語った。

『Next Journey』発売記念イベントに登場した宮沢氷魚【写真:ENCOUNT編集部】
『Next Journey』発売記念イベントに登場した宮沢氷魚【写真:ENCOUNT編集部】

ファースト写真集『Next Journey』発売記念イベントを開催

 俳優でモデルの宮沢氷魚が21日、都内でファースト写真集『Next Journey』(1月20日発売)の発売記念イベント開催した。大勢集まった報道陣に対して、本作への浅からぬ思いを語った。

 同作は、沖縄と京都の2都市で撮影を敢行。京都では歴史的建造物でのムードあふれるビジュアルカットや鴨川をバックに着物姿を披露。沖縄では海で波と戯れたり、アイスを片手に古民家のまわりを散歩したり、得意の三線を披露したりと、これまで見せたことのない素の表情を切り取っている。

 沖縄編のお気に入りカットは、自身の出生地である米国の俳優ジェームズ・ディーンをイメージした夕日のカット。「ジェームズ・ディーンを意識した写真になっている。アメリカンな要素が入っている。奇跡的な一枚というか、このロケ地に行くまで雨が降っていて、『午後の撮影できるかな』『どういう調整をすれば写真が撮れるかな』という中、急に晴れた。すごくきれいな自然光、夕日がそのタイミングで訪れて撮れたジェームズ・ディーンシリーズ。これは狙ってもなかなか撮れない写真」と自画自賛。

 報道陣から、日本のジェームズ・ディーンと呼んでもいいかとたずねられて「そんな……! いいんですか?」と照れ笑いを浮かべつつ、「分かりました、がんばります!」と快諾した。

 京都編の一番のお気に入りは、老舗の喫茶店でモーニングコーヒーを楽しみながら読書をするカット。「これは僕の理想的な休日。オシャレをして、朝、喫茶店に行ってコーヒーを飲みながら読書をするのが、ずっと憧れというか、こういう休日を過ごしたいなと思っていた。実はまだ現実ではやっていない(笑)。やりたいなと思いつつ、朝起きて『あ、眠い……!』となる。結局、家でゴロゴロしちゃう。こうやって写真集で押さえてもらえば、今後やるしかない。自分にプレッシャーをかける意味でもこのカットがすごく好き」と話した。

 また、2023年3月をもって、男性ファッション誌「メンズノンノ」の専属モデルを卒業する宮沢。芸歴は長いがファースト写真集であることに触れて「意外と初です」とニッコリ。「僕が『メンズノンノ』モデルになったのが2015年。入った当初から、写真集を出すのが一つの大きな夢だった。卒業のタイミングで(写真集を)作らせていただくことになったので、僕としては、入ってきたからの夢が一つ叶った感じ」と言い、「7年以上『メンズノンノ』で経験してきたこと、他の現場でも身についたものを、この一冊に詰め込みたいという思いがあった。自分自身でも納得のいく一冊ができました」と集大成作への手応えをにじませた。

 出来栄えは「120点。これ以上のものは、これを撮影したときの自分には撮れないだろうし、10年後、20年後、この写真集をまた手に取って見たとき、『28歳の自分、すごい元気だったな』とか『すごいエネルギーがあふれていたな』とそのときまた実感して、たぶんその瞬間、この写真集から僕はたくさんパワーをもらって、その先の人生もがんばっていけると思う。『メンズノンノ』でお世話になった7年間の集大成でもあり、僕が生きてきた人生最初の28年間の集大成でもある写真集だと思います」と語った。

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