にしおかすみこ、家族を“ネタ”にして葛藤「売ったという思いもある」

お笑いタレントのにしおかすみこが21日、都内で著書『ポンコツ一家』(講談社)の刊行記念会見に出席した。

『ポンコツ一家』刊行記念会見に出席したにしおかすみこ【写真:ENCOUNT編集部】
『ポンコツ一家』刊行記念会見に出席したにしおかすみこ【写真:ENCOUNT編集部】

“全員ポンコツ”の一家をつづった著書完成「すごくホッとしている」

 お笑いタレントのにしおかすみこが21日、都内で著書『ポンコツ一家』(講談社)の刊行記念会見に出席した。

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 同書はウェブ版「FRaU(フラウ)」に掲載された人気連載を書籍化したもの。認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父、そして一発屋芸人の自分。“全員ポンコツ”の一家の日常をつづっている。無事に本が完成し、「すごくホッとしている。たくさんの方に支えられてたどり着いた。すごくうれしい」と喜んだ。

 2021年9月から連載が始まり、1つの記事で1200万PVを超えるなど大反響に。しかし、家族の内情を赤裸々につづる一方で、「家族を売ったという思いもある」と葛藤も抱いていたという。「その思いをどうするのか、連載を始めるときに散々考えた。でも、いま家族に『ごめんね』って思ったとしても、誰も幸せにならない。決してこっち(連載のネタ)が先行しているわけではなく、まず家が大事であって、それを書いて、見てくれた人が笑ってほしいという気持ち」と語った。

 コロナ禍で仕事がなくなり無職になったことをきっかけに、実家に戻り、家族と向き合い始めた。実家に帰ってすぐのタイミングで母の認知症が発覚し、「要支援1、2ほど」と言われたというが、「いまはもうちょっと進んでいると思う」。

 終始、笑顔で質問に応じていたにしおかだが、「排泄(のお世話)があると気持ちが落ちやすい。これが今後続くのかと思うと絶望的になる」と明かし、「先のことを考えたら不安しかないので考えないようにしている。きょう、あすの朝ごはんまでしか考えない」と吐露した。

 現状「仕事がない」と嘆くが、もし本が売れたら「施設という選択ができればいいと思っている。入りたい施設が、頭金300万、月々15万から。頭金は貯金もないから払えない。本が爆売れしたら、そこの資金になればいい」と期待を寄せていた。

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