鳴り響いた警告音、駆けつけると2人組の男 変わり果てた愛車スープラの姿に「許せません」

また卑劣な窃盗犯による自動車盗難未遂事件が発生した。被害に遭ったのは、埼玉県のAkiさん(@akiiiii_CLC_SPR)。愛車の1996年式トヨタスープラJZA80が10日未明、2人組の男に狙われた。セキュリティーの警報が発動し、盗難される寸前で自動車を置き去りにして逃走したものの、ガラスを割られるなどの被害に「到底許されない」と怒りをにじませる。Akiさんに詳しい状況と、日ごろの盗難防止策を聞いた。

無惨な姿になったトヨタスープラ。修復のメドは立っていない【写真:ツイッター(@akiiiii_CLC_SPR)より】
無惨な姿になったトヨタスープラ。修復のメドは立っていない【写真:ツイッター(@akiiiii_CLC_SPR)より】

「こんな時間におかしいな?」 鳴り響いたアラーム 貴重なスープラが標的に

 また卑劣な窃盗犯による自動車盗難未遂事件が発生した。被害に遭ったのは、埼玉県のAkiさん(@akiiiii_CLC_SPR)。愛車の1996年式トヨタスープラJZA80が10日未明、2人組の男に狙われた。セキュリティーの警報が発動し、盗難される寸前で自動車を置き去りにして逃走したものの、ガラスを割られるなどの被害に「到底許されない」と怒りをにじませる。Akiさんに詳しい状況と、日ごろの盗難防止策を聞いた。

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 Akiさんが愛車の異変に気づいたのは、1月10日の午前4時25分ごろだった。風の強い日だった。自宅でコーヒーを飲んでいると、セキュリティーの警告音が鳴り響いた。

「こんな時間におかしいな?」

 警告音は、駐車場に止めた車の周囲に人が近づくと、1秒間鳴る仕組みだ。けげんに思っていると、続けざまにセキュリティーが反応した。

「すると何らかの外的要因で作動する『発報音』が鳴りました。これは正規の方法でセキュリティーが解除されずドアが開いた時や車内で動的感知が確認された時に発報するものです」

 車に何者かが接触している。不安は確信に変わった。Akiさんはすぐに自宅を飛び出した。

「車に向かうとスープラの車内に1人、もう1人が車の外で周囲を警戒していました」

 犯人は2人組だった。幸い、まだ愛車は目の前にあった。

 Akiさんは反撃に遭う危険も顧みず、手にしていたスマホのライトを向け、撮影を開始しようとした。すると、2人組は盗難をやめて逃走。「こちらに気づいたようで急いで逃走車に乗り込み逃げて行きました。ちなみに犯人の逃走車はトヨタの18クラウン(シルバー)です」。緊迫した状況で、犯人の手がかりまで抑えた。

 警察を呼び、3時間ほどで現場検証が終わった。被害届を提出したころにはすっかり朝日が昇っていた。

「大きな被害としては助手席の窓を割られてしまったことです。キーシリンダー等は無事でした。近所の整備工場に相談しましたが、古い車ゆえに新品の窓ガラスは生産終了で手に入らない状況です。なので見積りすら出せません。中古の部品が出てくるまで待つしかありません。現状の状態では車検すら通すことができない状況です」

 平穏と過ごしていただけなのに、突如として襲い掛かった理不尽な仕打ち。生活の足を奪われ、修理費用も想像がつかない。Akiさんは心にも深い傷を負った。

「日本は自動車窃盗団に対しての刑罰が軽すぎる」 被害者の訴え

 それでも、愛車を奪われなかったのは、セキュリティーによる24時間監視など、徹底した盗難対策を敷いていたためだ。

 未遂に防ぐことができた理由について、「信頼のおけるメーカーのセキュリティーを導入していたこと。自宅にいても車の現在状況が分かることが未遂で防ぐことができた理由だと思います」と明かした。

 ほかにも「詳細はお話しできませんが、その他にも車両現在地を特定するGPSや車両自体にもいくつか配線加工を施し、エンジン始動が簡単にはできないようにしています」。仮にAkiさんが就寝中だったとしても、犯人は盗難にかなりの時間を要した可能性がある。

 Akiさんは「注意喚起」とタイトルをつけ、事件のことをSNSで報告した。

「先日、埼玉県にてスープラが盗難未遂の被害に遭いました。すぐに気づいた事、セキュリティが発報した事で未遂で終わりましたが…
盗む標的になりやすいクルマにお乗りの方、改めてきちんとした施錠及びセキュリティの強化をしてください。
一台でも被害に遭う車が減りますように」

 投稿は拡散され、「なんてことを、、」「窃盗犯許せない」「めっちゃ怖い」との声が続いた。

 悪事を働いた犯人は、まだ捕まっていない。

 Akiさんはこう結んだ。

「許せません。理由はどうであれ、他人の所有物を盗むという行為は到底許されていいことではないと思います。日本は自動車窃盗団に対しての刑罰が軽すぎると感じます。所有者からすれば、かけがえのない1台です。自動車窃盗団へのより重い刑罰を求めます」

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