北村匠海、3度目の「僕」役を演じる 「俯瞰的な感覚を持っていないといけない」 共演者は驚き

俳優の北村匠海が19日、都内で行われた映画『スクロール』(2月3日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。

舞台あいさつに登壇した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】

映画『スクロール』の完成披露舞台あいさつに登壇

 俳優の北村匠海が19日、都内で行われた映画『スクロール』(2月3日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。

 YOASOBIの大ヒット曲『ハルジオン』の原作者としても知られる橋爪駿輝の小説『スクロール』(講談社文庫)が北村匠海×中川大志ダブル主演で映画化。理想と現実のギャップにおぼれながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描いた青春群像劇となっている。この日のイベントには北村、中川、松岡茉優、古川琴音、清水康彦監督が登壇した。

 主人公の1人である「僕」という青年役を熱演している北村。「僕」という役を演じるのは映画『君の膵臓をたべたい』(17年)、映画『明け方の若者たち』(21年)に続いて3回目で、「『僕』という名前を演じるのは3回目」と話すと、松岡は思わず「え、そうなの?」と驚き。

 北村は「そうなんです。すごく俯瞰的な感覚を持っていないといけないところもあった」と撮影を振り返り、「これは自分自身でもあり、きっと清水監督でもあるんだろうなっていう瞬間があった。現場で監督としゃべりながら作り上げていきました」と話していた。

次のページへ (2/2) 【写真】映画『スクロール』舞台あいさつ集合ショット
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