榊原郁恵、28年前の阪神大震災から生還した夫渡辺徹さんを回顧「ボロボロになって」 愛犬は長寿表彰

歌手で俳優の榊原郁恵が17日、自身のインスタグラムを更新し、昨年11月28日に敗血症のため死去した夫で俳優の渡辺徹さん(享年61)が、1995年1月27日に阪神大震災で被災したことなどをつづった。

榊原郁恵【写真:ENCOUNT編集部】
榊原郁恵【写真:ENCOUNT編集部】

渡辺さんも1年前にブログで犠牲者に哀悼

 歌手で俳優の榊原郁恵が17日、自身のインスタグラムを更新し、昨年11月28日に敗血症のため死去した夫で俳優の渡辺徹さん(享年61)が、1995年1月17日に阪神大震災で被災したことなどをつづった。

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「28年前の今日。早朝、仕事先の渡辺から電話。『今、大きな地震があってさ…』『え?気が付かなかった…!』『窓から外見えるんだけど、あちらこちら煙が見える、もしかして火事かも…』『え!大丈夫?』『うん、又 電話する』数分後『いやー…これ…大変なことになったのかも…』『えー?!』それから連絡が取れず、5~6日して足に血まめ、ボロボロになって東京に帰って来た」

 榊原は、さらに「飲まず食わずの数日後、歩いて歩いて電車の動いてる駅に辿り着き東京に必死に帰って来れました」と振り返り、被災者に向けて「大変な思いをされた皆様。よく頑張られましたよねー…ホントに凄いです」とつづっている。

 渡辺さんも、昨年1月17日に更新したブログで震災発生時を振り返っていた。

「27年前の今日、阪神・淡路大震災がありました。その時私は新神戸駅前のホテルに滞在していました。早朝、寝ている時、夢の中で後ろから車に追突されたような衝撃があり、目を開けてみると天地が揺るがされていた。とにかくベッドにしがみつくだけで精一杯であった。揺れが収まり窓から外を見ると、まだ薄暗く状況がよくわからないが、明るくなるにつれ異世界が目の前に広がっていた。あの瞬間、何千もの尊い命が失われたのだ・・・あらためて心よりご冥福をお祈りいたします」

 1年が経ち、榊原は渡辺さんの28年前を思い出しつつ、15歳の愛犬が長寿犬として表彰されたことも報告した。

「嬉しい事が有りました。わが家のコーンちゃん、表彰されました お父さん、目を細めて喜んでるだろうなあ」

 添付画像の1枚は、愛犬の後方に渡辺さんの遺影が写っている構図で、フォロワーは「きっと徹さん喜んでいますね」「素敵な家族写真」などとコメントしている。

次のページへ (2/2) 【写真】長寿表彰された愛犬コーン
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