乃木坂46の中村麗乃が16日、都内で行われた舞台『Endless SHOCK』（東京・帝国劇場で4・5月上演）製作発表に登壇した。新キャストとして参加する中村は「真摯に作品に向き合って大切に務めさせていただきたいと思っています」と初々しくあいさつした。

　2000年11月の初演『Millennium SHOCK』（作・構成・演出ジャニー喜多川）以来、堂本光一が、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』。この日の会見には、作・構成・演出・主演の光一をはじめ、ライバル役の佐藤勝利（Sexy Zone）、北山宏光（Kis-My-Ft2）、ほか越岡裕貴（ふぉ～ゆ～）、松崎祐介（ふぉ～ゆ～）、中村麗乃（乃木坂46）、島田歌穂、前田美波里が登壇した。

　中村は物語のヒロイン・リカを演じる。フレッシュな白のドレスで登壇した中村は「新キャストということで、とても緊張しています」と話し、「長きにわたってたくさんの方に愛されている『SHOCK』という作品に出演させていただけることを本当に光栄に思っております。真摯に作品に向き合って、大切に務めさせていただきたいと思っています」と意気込んだ。

　昨年、福岡県・博多座で上演された『SHOCK』を観劇したという中村。「お芝居だけではなく、きらびやかなショー、殺陣……本当にいろんな要素がぎゅっと詰まっている。その中で絆や愛、見終わったあとに作品からもらうパワーで明るい前向きな気持ちになりました」とし、「『SHOCK』の世界観に心を奪われて。私もこの作品の中で生きてみたいなと思いました」と出演を熱望した経緯を明かした。

　会見では、中村がほかのメンバーに先駆けて稽古をスタートさせていることも明らかに。光一は「リカは少女。最後に一番大人に成長している役なので、すごく合っていると感じています」と早くも太鼓判。「稽古に入るのが楽しみです」と期待を寄せていた。