福士蒼汰、宮野真守に“ぞっこん”「マモちゃん、僕のこと重いって思わないかな」
俳優の福士蒼汰と声優の宮野真守が14日、都内で行われたゲキ×シネ『神州無頼街』舞台あいさつに登壇した。
ボケを拾ってくれる宮野真守をリスペクト
俳優の福士蒼汰と声優の宮野真守が14日、都内で行われたゲキ×シネ『神州無頼街』舞台あいさつに登壇した。
『神州無頼街』は2022年春に劇団☆新感線42周年興行として上演。“幕末”や“侠客”という、これまで中島かずきが新感線では取り上げなかった題材を用いて描いた猥雑で妖しく摩訶不思議な世界を、いのうえひでのりが歌・踊り・殺陣とそのすべてをショーアップさせて創り上げた。そんな本作を映像エンターテインメント“ゲキ×シネ”として、ライブの興奮はそのままに、洗練されたクオリティーで臨場感あふれる映像作品として上映する。
主人公の秋津永流を演じた福士が自身の役柄を紹介をしている最中、秋津のバディー・草臥を演じた宮野が「よっ!」「ん!」「何それ?」「あら!」などと茶々を入れると、福士は「……やめて、そういうの(笑)」とツッコミ、「カメラがいて緊張してるんだから」と吐露すると、宮野は「ごめんごめん。(裏で)クールにするって言ってたもんね」と暴露。これに福士は膝から崩れ落ちて「いきなりバレた(笑)」と苦笑した。
その後も試写を隣同士で見たエピソードを紹介するなど、仲むつまじいやりとりを見せる2人は、MCを務めた中井美穂から「でも年齢は10歳くらい離れてますもんね」と指摘されると、宮野は「言わないでよ」と真顔になって笑わせつつ、「こんなに馬が合うなんて。畑が違うからこそ、気兼ねなく言い合えるというのはあって、それぞれの意見でいろんな解釈で話せたことが、距離を縮めたのかなと思います」と分析。MCから「福士さんがこんなに楽しそうにしている姿は稀有」と声が飛ぶと、福士は「たぶんこれからもないですね。だから次の舞台あいさつがあるときにマモちゃん(宮野)がいなかったらやる気が起きないかも」とコメントした。
続けて、宮野に心を許せる理由を追求された福士は「お互い畑が違うからこそリスペクトできるというところと、僕がボケることに対して全部突っ込んでくれる優しさ、包容力みたいなところかな。でもそれがたまに“大丈夫かな”って思うんですよ。“マモちゃん、僕のこと重いって思わないかな”って」と吐露すると、宮野は「重い!?(笑)。恋人の距離感……」と目を丸くしつつ、「みなさん、僕のおかげで普段見られない福士蒼汰が見られてるでしょ」と胸を張り、ファンから拍手を浴びた。