「テニミュ」4thにいよいよ氷帝が登場 “リョーマ”今牧輝琉「真冬ですが、熱い熱量で」
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs氷帝が、東京・立川市のTACHIKAWA STAGE GARDENで7日から開幕した。初日公演を迎える直前に囲み取材が行われ、主人公・越前リョーマ役の今牧輝琉、手塚国光役の山田健登、跡部景吾役の高橋怜也、日吉 若役の酒寄楓太が出席。公演にかける意気込みを語った。
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs氷帝が7日に開幕
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs氷帝が、東京・立川市のTACHIKAWA STAGE GARDENで7日から開幕した。初日公演を迎える直前に囲み取材が行われ、主人公・越前リョーマ役の今牧輝琉、手塚国光役の山田健登、跡部景吾役の高橋怜也、日吉 若役の酒寄楓太が出席。公演にかける意気込みを語った。
テニミュ4thシーズンは20年に始動し、今回が3作目。原作コミックでも根強い人気を誇る氷帝が初登場する。「真冬ですが、熱い熱量でお届けします。外と(劇場の)中の寒暖差には気をつけて」と呼びかけた今牧。今作でのリョーマの立ち回りについては「控え選手なので、試合があるかもしれないし、ないかもしれない」と話し、ニヤリとほほ笑んだ。
一方で、緊迫した試合に臨む手塚役の山田は「どきどきしているというか……。いつもと違ういい緊張感を僕自身感じています」と意気込み、「勝ちにこだわり、約束の場所にチームを導きたい」と宣言。対峙する跡部を演じる高橋は「満を持してという感じ。関東大会に氷帝を引き連れて……というのは僕としては楽しみだったので。すごくワクワクしています」と言葉に力を込めた。日吉役の酒寄も「勝つ気持ちはずっと持っておきたい」と前を向いた。
公開ゲネプロでは全30曲を盛り込んだ演目を、休憩時間を含む約3時間で駆け抜けた。現時点での氷帝のアイデンティティーを凝縮した厳かなテーマ曲、キャラクターたちの個性を反映させたコミカルなナンバーから、圧巻の歌唱シーンまで原作ファンだけではなくミュージカルファンもうならせる演出の数々は健在だ。その一方で、キャストとファンの交流がついに復活。アンコールではキャストがステージから通路に飛び出して、熱戦を見守ったファンの近くに出向いて直接あいさつをする演出も。コロナ禍でスタートしたテニミュ4thシーズンにおいて、今回の公演が新たな船出の象徴になることは間違いない。