遠藤憲一、ついに『必殺』シリーズ卒業 主演・東山紀之は再演熱望「出ちゃえばいい」
俳優の遠藤憲一が6日、都内で行われたすスペシャルドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系、8日午後9時)の囲み取材に出席した。「必殺」シリーズ卒業にまつわる思いを語る一方、主演の東山紀之から再出演を熱望された。
「本当に大好きな作品だったので寂しいです」と胸中を告白
俳優の遠藤憲一が6日、都内で行われたすスペシャルドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系、8日午後9時)の囲み取材に出席した。「必殺」シリーズ卒業にまつわる思いを語る一方、主演の東山紀之から再出演を熱望された。
同作は、15周年を迎えた東山紀之主演『必殺仕事人』シリーズの最新作。はやり病「鬼面風邪」(きめんかぜ)が江戸の町で猛威をふるうなか、幕府からのお助け金をかすめ取る給付金詐欺が横行する。陰謀に巻き込まれた医師は、なんと瓦屋の陣八郎(遠藤)の幼馴染。仕事人には命の危機が迫る……、というストーリーが展開される。
今作で卒業する遠藤は「20代のときに、藤田(まこと)さんの時代のとき、切られ役でこの『必殺』に出演させてもらった。7年前、ゲストで出演したら急に『そのままレギュラーで行きます』みたいなことを言われてすごくうれしくて、喜んだ。あっという間に、急に終わることになった。喜んだり落ち込んだり大変です(笑)。ただ本当に大好きな作品だったので寂しいです」と胸中を明かした。
東山は「寂しい思いはありますが、次に進むためにも、遠藤さんの思いを引き継ぎつつ、今回の作品を作らせてもらった」と言い、「しれっと出たらみんな気づかないと思う。出ちゃえばいいよね。(再出演の説得にあたってプロデューサー陣などに)『Youやっちゃいなよ!』と言えばいい」と話して会場の笑いを誘った。
さらに遠藤は「今回卒業ということで、どうなるか想像つくと思う。ただ一番最後の姿が、予想だにしないことが台本に書かれていた。本番でそんなことしないだろうな、と思っていたら、本当にその状態で終わっている。これが視聴者が見て、成立している状態なのかどうか、すごく不安」と本音を吐露。続けて「見ようによってはもう一回出られる状態で終わっている(笑)。またしれっと出てこようかな」と願望をチラつかせると、たまらず松岡が「未練タラッタラじゃないですか」と大笑いした。
今回の囲み取材には共演者であるHey! Say! JUMPの知念侑李、TOKIOの松岡昌宏、和久井映見も出席。5人そろって稲荷神社でのお参りを行った。