“生涯無敗の怪物”重岡銀次朗、初の世界挑戦にも豪語「こんなところで負けるはずない」

ボクシングの「3150FIGIHT vol.4」(6日、エディオンアリーナ大阪=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が5日、大阪市内のホテルで行われた。世界初挑戦となるIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)は47.6キロ、王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)は47.5キロでクリアした。計量後の取材では、「こんなところで負けるはずがない」「圧倒したい」と意気込んだ。

計量をクリアし、ポーズを決める重岡銀次朗【写真:ENCOUNT編集部】
計量をクリアし、ポーズを決める重岡銀次朗【写真:ENCOUNT編集部】

リミットで計量パス、「もらって倒されるところが想像できない」

 ボクシングの「3150FIGIHT vol.4」(6日、エディオンアリーナ大阪=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が5日、大阪市内のホテルで行われた。世界初挑戦となるIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)は47.6キロ、王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)は47.5キロでクリアした。計量後の取材では、「こんなところで負けるはずがない」「圧倒したい」と意気込んだ。

 初の世界挑戦にも、重岡は落ち着いていた。計量はリミットでクリア。報道陣に囲まれると、「(減量で)我慢してましたね、今回は。いつもお菓子も食べちゃってたので。昨日水抜きして、2.5キロ落としました」と減量を回想。

 一方でこの日は、「うどんを食べるつもりだったんですが、ワンタンスープとおにぎりをぶちこみました。あったかいの食べたいので、うどんとか食べたいですね。この辺の店はリサーチ済みです」と話して笑わせた。

 生涯無敗の23歳。ここまでプロで8戦全勝、アマでは56勝1敗で、唯一の敗戦は兄・優大との対戦を棄権したもので、事実上無敗だ。

 亀田興毅ファウンダーが「怪物」と称する逸材は、具志堅用高氏の世界戦13回連続防衛という記録に挑戦する意向を示しているが、この日は「先々はミニマムで防衛ですが、まずは明日のことしか考えていない」とベルト獲得に照準。そしてこう続けた。

「自分を信じるしかない。こんなところで負けるはずがないと思っている。楽しんでる自分が一番強い」と静かに自信をのぞかせ、相手については「パンチは弱くはないと思う。実際試合でくらったら危ないなと思う。ただもらって倒されるところが想像できない。攻撃で圧倒したい。自分のパンチは当たると思う。大事なのは狙い過ぎないこと」と冷静に圧倒することを誓った。

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