【RIZIN】初大みそかの鈴木千裕、前戦から55日で試合も「関係ないです」 年末興行は「1個の夢」

格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。第3試合で中原由貴(マッハ道場)と戦う鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合直前インタビューに応じた。

鈴木千裕【写真:石渡史暁】
鈴木千裕【写真:石渡史暁】

第3試合で中原由貴と対戦

 格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。第3試合で中原由貴(マッハ道場)と戦う鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合直前インタビューに応じた。

 自身初の大みそか参戦。その心境について「格闘家として1個の夢ですよね。大みそか最後、格闘技で仕事をする。格闘家は誰しも思う、みんなが出たいところだと思います。やっと来たなという感じです」とうなずく。

 2022年は3月に平本蓮、9月に萩原京平、直近の11月6日には今成正和と対戦した。いずれも勝利を収めている。そんな22年を「良くも悪くもあげさげがあった1年」と回顧する。

「周囲の雑音は関係ない。俺はやりたいことをやっているので、関係ないです。(試合間隔について)大きいけががなければ1か月だろうが、僕はやりたいスタンス。短いとは思いますけれど、特に自分の中で大きな壁ではなかったですね」

 9月の萩原戦後には相手のカーフキックに苦しみ、会見には車いすで登場。拳のけがについても明かしていた。気になるコンディションだが「完治したのかは試合で(パンチや蹴りを)打っていないので分からないですけれど、別に関係ないですよね。日常に支障が出るようなけがでもないので」と“らしい”回答をした。

 対戦相手の中原印象について「グラップラーのイメージが強い。レスリングができるからこそ打撃に自信を持っているのだと思います」と口にする。

 その上で殴り合いを望み、この試合のテーマはKOとした。「基礎基本を改めて練習して、打撃スキルをさらに上げてきました」と自信をのぞかせた。

 平本蓮との因縁。本業のこと以外でも話題に上がることが多かった1年だったが振り返ってみればRIZIN4連勝。フェザー級戦線で王者になれるという確信を得たという。しかし、自身の立ち位置を問われると「考えたことなかったなぁ。チャンピオンになったら1位、それは間違いないので、見てる方々が決めるべきだと思う」とにごしていた。

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