でか美ちゃん、「ぱいぱいでか美」からの改名理由を告白「セクハラの種になる懸念が」

「ぱいぱいでか美」から改名したタレントのでか美ちゃんが今月23日に「改名1周年記念イベント」を都内で開いた。改名してからちょうど1年、本人に話を聞いた。

インタビューに応じたでか美ちゃん【写真:野原誠治】
インタビューに応じたでか美ちゃん【写真:野原誠治】

「ぱいぱいでか美」から改名したタレントの「でか美ちゃん」に聞く

「ぱいぱいでか美」から改名したタレントのでか美ちゃんが今月23日に「改名1周年記念イベント」を都内で開いた。改名してからちょうど1年、本人に話を聞いた。

 以前と比べると大きな変化があったそうで、「やっぱり、仕事の種類が増えたこと。そして、私の場合は、出演するテレビの時間帯が上がったことが一番です。如実にそう思います」と話し、笑みをこぼした。

 これまで無かったこと、具体的には「午後8時台のテレビに普通に出させて頂けた。それは、やっぱり改名の効果だと思います」と自己分析。出演番組の広がりや立ち位置も変化したという。

「出演できた番組ですが、『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)だったり『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)、時間帯は午後11時台なのですが『激レアさんを連れてきた。』、あとは千原ジュニアさんの『ABEMA的ニュースショー』に、コメンテーターという立ち位置で呼んで頂いたりもしました。今から思うのは、ぱいぱいでか美時代だと、コメンテーターの仕事はちょっと厳しかったと思います。その点からも名前を変えたお陰かなと思います」

 ファンの反応は様々で、「改名は、ちょっと寂しい」「応援する際に言いやすくなった」などの声があったという。

「私は、前の名前も本当に大好きで、自信を持って名乗っていたのですが、どこかでセクハラの種になってしまう懸念がずっとありました。いざ、名前を変えてみたら、人として堂々とできるようになったといいますか、それが自信の表れに繋がっている気はします。何度も言いますが、以前の名前は好きでした。名前は、私の武器の一つだったからです。でも、あえて勇気をもって手放してみたら、本当に頑張るしかなくなった。今の自分に対する評価は、段々と本当の自分に対する評価に近づいている思いもあります」

 改名にあたって、ファンへの思いもある。

「ファンの人にも何も言わずに、発表されたことで初めて知ってもらう感じだったので、『ぱいぱいでか美』とのお別れをファンの皆さまに出来ていないなーって、思いがありました。そこから、改名1周年を機に何かしたいなと考えてきました。ここから、2年目になりますという報告は、なるべく大事にしていきたいなと思います」

 この日の「改名一周年記念ライブ」は、2017年からメンバーとして活動しているアイドルグループ「APOKALIPPPS」の公演でもあり、ステージ上でグループ卒業を告げた。

 会場では「自分が卒業することでアポカリが変わっていけたり、自分ももっとでか美ちゃんとしての活動に力を入れていかなきゃとか、いろんなタイミングが重なって、今日この日に卒業とさせて頂くことになりました」と別れのメッセージ。「これまで、本当に大変なこともありましたよ。でも、それよりもほんとに楽しくて幸せな5年間でした。みなさんありがとうございました!」と感謝の言葉を口にしていた。

次のページへ (2/2) 【写真】パジャマ姿を公開したでか美ちゃん
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