「RIZIN無敗」のYouTuber・シバターが23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。朝倉未来―フロイド・メイウェザー戦でメイウェザーに渡す花束を投げ捨てた「ごぼうの党」奥野卓志代表と対戦した映像を公開した。

「品性下劣で心無い行動」「あのシーンを見るごとに吐き気がする」とRIZINの榊原信行CEOが苦言をていし、土下座までする事態になった“花束騒動”。愛媛プロレスで戦ったこの日、奥野代表はRIZINのオープンフィンガーグローブをはめて登場した。

　シバターは「お前、俺らはまだ忘れてないぞ。朝倉未来―メイウェザーでお前は日本人、日本に日本の顔に泥をぬった。格闘技ファンはまだ忘れていない。お前を許していないぞ。今日はエキシビションじゃない、制裁マッチだ」とマイクした。

　対する奥野代表はシバターのマイクに答えることなく自身の政治的な考えを延々と話す。これに耐えられなくなったシバターが持っていた花束を手にし、奇襲。試合は突然始まった。

　スタンドではお互いけん制しあっていたものの、グラウンドの展開になるとシバターは自身の左足を奥野代表の右腕に絡め、絞め技へ。すぐにタップアウトを奪った。試合後のマイクでは「品性下劣コンビです」と話し、会場を笑わせていた。

　この映像にファンからは「シバターはこう見えてちゃんとした大人」「花束を捨てたゴボウに、花束攻撃で制裁していくの草」「もはや正義のヒーロー」「RIZIN無敗の力をあらためて感じた」「どんな心境で付けたんだ」「RIZINグローブをチョイスする神経がヤバい」などの声が上がっていた。