歌手のDream Amiが20日、都内で行われたミュージカル「ジキル＆ハイド」製作発表会見に出席。本作でグランドミュージカル初出演となるAmiは「右も左もわからない状態。いまここに座っているのも上の空。校外学習に来た、みたいな……」と恐縮しながら率直な心境を明かした。

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　英国の作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」をベースに、人間の「善と悪」を描く人気ミュージカル。Amiは、ジキルの婚約者で彼を一途に信じて支え続けるエマ役で、桜井玲香とのダブルキャストとなる。

　主演の石丸幹二、柿澤勇人をはじめベテラン陣に囲まれたAmiは「超実力者の方に囲まれ、ちゃんとみなさんの中でエマを演じられるのか不安に思うこともある」とドキドキの表情。「でもその分みなさんがいて心強い。ご迷惑おかけしないように真摯に向き合うのみ。作品のファンの方に納得していただけるエマを精一杯、演じたい」と意気込んだ。

　また、これまでDreamやE-girlsのメンバーとして活動してきたため「みんなで何か1つのものを作ることがとても好き」といい、「みんなで作ることに喜びを感じる。この作品をみなさんと完成させることが、いまからワクワクしている」と語った。

　会見にはそのほか笹本玲奈、真彩希帆、桜井、石井一孝、上川一哉、畠中洋、栗原英雄、演出の山田和也氏も登壇。本作は来年3月11日から28日まで東京国際フォーラムにて上演され、名古屋、山形、大阪公演も行う。