【M-1】オズワルド伊藤「審査員さんとの絡みも、何にも覚えていない」 まさかの結果に放心状態

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が18日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた。優勝候補に推されながらも敗退したオズワルドの畠中悠と伊藤俊介が大会終了後の生配信番組に出演し、ネタ披露の舞台裏や、今後について語った。

4年連続の決勝進出した・オズワルド【写真:ENCOUNT編集部】
4年連続の決勝進出した・オズワルド【写真:ENCOUNT編集部】

終了後の生配信で心境明かす

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が18日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた。優勝候補に推されながらも敗退したオズワルドの畠中悠と伊藤俊介が大会終了後の生配信番組に出演し、ネタ披露の舞台裏や、今後について語った。

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 約48万票を獲得し、決勝のステージに“生還”したオズワルド。敗者復活戦でも披露した夢をテーマにしたネタで勝負に出たが、点数は639点と伸び悩んだ。審査員のサンドウィッチマン・富澤たけしと中川家・礼二は「前半が不安だった」と2人の間に緊張があったと指摘。3位につけていたオズワルドだったが、5組目で登場した「さや香」が667点を記録して暫定1位に。その時点でオズワルドの敗退が決まった。

 大会終了後、千鳥が司会を務める配信番組「M-1打ち上げbyストロングゼロ」に登場したオズワルド。伊藤は「外から中に入ったのに、ネタが終わっても寒かった」と点数が伸び悩んだことを自虐した。畠中は敗者復活戦から勝ち上がった瞬間のことを「敗者復活はいけるかなと思った。選ばれたときは2人とも主人公みたいな顔をして……」と振り返ると、伊藤も「今年は俺らの大会だと思った」と勝ちを確信しかけたことを打ち明けた。さらに、敗者復活で披露したネタをアレンジしたネタを決勝で披露したことについて、伊藤は「さすがに敗者復活の感じではいけないと思って」と微妙な変化を加えた胸の内を告白した。

 しかし、点数は伸びず。伊藤は「審査員さんとの絡みも、何にも覚えていない。何を言われているのかがもう……」とネタ披露後に放心状態に陥っていたと明かし、ノブと大悟から「去年と一昨年の方が冷静だった?」と聞かれると、「そうですね」とうなずいた。

 敗者復活から勝ち上がった経験もある千鳥。ノブは「敗者復活で一緒に戦ったメンバーに申し訳ないよな」と同調すると、伊藤は「めっちゃあります」と即答し、「本当に背負っていったつもりだったけど……」と肩を落とした。

 一方で大悟は「今年のオズワルドの忙しさでM-1に出たのがえらい。出なくなるのもそれはそれでいいけど」と挑戦した2人に賛辞を送った。畠中は「僕らはあと6回出れる」と胸を張り、伊藤は「来年2回戦で負けても、あと6回出ます」とあくまでもM-1優勝にこだわりつづけることを宣言していた。

 M-1グランプリは“漫才日本一”を決める日本最大のお笑い賞レース。今年は昨年の6017組を大幅に超える7261組がエントリーし、再び史上最多を更新した。参加資格は、結成15年以内(07年1月1日以降)のコンビで、プロ・アマは問わない。審査基準は、とにかく面白い漫才。

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