テレビアニメ「地獄楽」が、2023年4月よりテレビ東京系ほかにて放送されることが18日、分かった。千葉・幕張メッセで開催されたイベント「ジャンプフェスタ2023」で発表された。

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　同作は、漫画誌アプリ「ジャンプ＋」にて連載され、シリーズ累計発行部数が400万部を突破している大人気作品「地獄楽」（著：賀来ゆうじ）が原作。連載が終了してもなお「ジャンプ＋」でのランキング入りを維持し続けている。

　そしてこのたび、本日開催された「ジャンプフェスタ 2023」内ステージ「ジャンプスタジオ NEO」にて、アニメ最新情報が一挙解禁となった。

　第1弾PVが初公開され、メインキャスト7人が発表。主人公・画眉丸役に小林千晃、山田浅ェ門佐切役に花守ゆみり、亜左弔兵衛役に木村良平、山田浅ェ門桐馬役に小野賢章、杠役に高橋李依、民谷巌鉄斎役に稲田徹、山田浅ェ門付知役に市川蒼が決定した。

　ステージでは、自身の演じるキャラクターについてのトークが展開。画眉丸を演じる小林は「心が空虚で人間離れしているけど、少年なんですよね。そのアンバランスな感じが先生の描く歪さだと思います。そしてストーリーが進んでいくと奥深いキャラクターというのが分かってくるのが魅力ですね」とコメント。

　佐切を演じる花守は「彼女はとにかく真面目な人で、真面目すぎる故に不器用になってしまうところがあります。力があるのに自信がないのも地獄楽のアンバランスさだと思います。画眉丸と佐切の2人の凸凹感も噛み合っていて面白い」と語っていた。

　なお同作はテレビ放送のほか、同4月よりPrime Video、NETFLIX、ひかりTVでも配信される。

○あらすじ
時は江戸時代末期。抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち……謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか――？

○スタッフ
原作：賀来ゆうじ「地獄楽」（集英社 ジャンプ コミックス刊）
監督：牧田佳織
シリーズ構成：金田一明
キャラクターデザイン：久木晃嗣
音楽：出羽良彰
アニメーションプロデューサー：川越恒
制作：MAPPA
企画：ツインエンジン
原作協力：少年ジャンプ＋編集部