キンプリ高橋海人へ、吉岡秀隆が「後は任せます」 「Dr.コト―」“後継者”に指名

俳優の吉岡秀隆が16日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われた主演映画「Dr.コトー診療所」の初日舞台あいさつに出席した。

観客に手を振る(左から)大塚寧々、高橋海人、吉岡秀隆、柴咲コウ、生田絵梨花
観客に手を振る(左から)大塚寧々、高橋海人、吉岡秀隆、柴咲コウ、生田絵梨花

前作の放送から16年ぶりの続編として映画化

 俳優の吉岡秀隆が16日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われた主演映画「Dr.コトー診療所」の初日舞台あいさつに出席した。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 累計発行部数1200万部を超える同名漫画をもとに2003年にフジテレビ木曜10時枠で放送された連続ドラマは平均視聴率19%、最高視聴率22.3%の大ヒットを記録。続く06年に放送されたシーズン2は、シーズン1を上回る平均視聴率22.4%、最高視聴率25.9%という驚異の高視聴率をマークするなど、医療ヒューマンドラマを代表する名作として語り継がれている。今回は前作の放送から16年ぶりの続編として映画化。青い空と美しい海、雄大な自然に囲まれた志木那(しきな)島を舞台に、東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と島の人々の交流を通して現代の医療事情も盛り込みながら改めて命の尊さを描いている。

 自身の代表作であり代表役ともいえる“コトー先生”を16年ぶりに演じた吉岡は「皆さん元気でしたか? 16年待っていただいてありがとうございます」とあいさつ。初日を迎えた気持ちを聞かれると「逆にどうでした? 大丈夫でした? ぼくの気持ちなんかより皆さんのお気持ちが大事です。最後のコトー先生を見て頂けて幸せです」と感激の表情を浮かべた。

 また、へき地医療の勉強でやってきた新米医師・織田判斗(はんと)役で出演したKing & Princeの高橋海人には「海人くんの『Dr.ハント診療所』という作品を見てみたい」と要望。これに高橋は「背中を押されて荷が重いですが、いただいたたすきを堂々と掲げてこれからも頑張りたい」と“継承”を宣言すると、吉岡は「判斗先生には涙があふれた。本当に素晴らしかった。後はお任せします」と“たすき”を渡した。中江功監督も高橋に向かって「終わったからやっといえる。素晴らしかったです。ブラボーです。最終的には高橋海人でないと判斗はできなかった」と大評価。高橋は「え? ドッキリですか?」と照れていた。

 一方、ヒロインを務めた柴咲コウは「23歳でこの作品にかかわりそこから19年の年月が流れました。当時理解できなかった人とのつながり、温かさが今になってしみてきています」としみじみと語った。

 この日は他に大塚寧々、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫が登壇した。

※髙橋海人の「高」ははしごだか

次のページへ (2/2) 【動画】大災害を描いた映画「Dr.コトー診療所」の最新予告映像
1 2
あなたの“気になる”を教えてください